今日は成人の日。
全国で成人式が行われていますね。
さて、小学校でも、成人式を行うことがあります。
新聞などで時々話題になっている、「2分の1成人式」。
朝日新聞では、特集が組まれていました。
「2分の1成人式」とは、10歳を記念して
将来への希望を述べたり、
育ててくれた親への感謝を表明したりする
・・・というような内容の行事です。
私は、したことがありませんが。
4年生の3学期に、総合や道徳の時間を使って行われることが多いようです。
ちなみに、学習指導要領には
「2分の1成人式」についての記載はありません。
つまり、
やらなくてもいいんです。
地域性もあると思います。
私の勤務地は、土地柄として割とリベラル。
こういった行事は馴染まないようです。
あー、やらずに済んで良かった。
と、今でも思っています。
私は、いろいろな家庭の子どもを見て来ました。
継母と折り合いが悪く、家を飛び出して祖父母の元に身を寄せている子。
母親が家を出て恋人と同棲しているので、祖母と二人暮らしをしている子。
父親から逃げるため、住民票が何回も変わる子。
「俺に『母』という字を見せるな!」と言って
習字の「父母」というお手本を、びりびりに引き裂いた子もいます。
そんな子たちに「親への感謝の手紙を書きなさい」なんて、言えますか?
家族を美化する風潮が、ちょっと怖い。
個人的に、
「家族はいいものだ。素晴らしいものだ」
と思っている人は、それでいいのですが
ただ、それを押しつけるのが怖い。
ことに、権力を使って押しつけるのは、本当に怖い。
道徳の教科化なども、注意深く見ていかないと・・・と思っています。

