リョウは、1年生の男の子。
イケメンで優しくて
勉強もスポーツもクラスでトップ
常に、三歩先を考えて行動
頼れるリーダー
明るくて元気で仲間思いで、クラスの人気者
そのリョウが、突然
「学校に行きたくない」
と言い出しました。
学年の先生たちは皆、こう言いました。
「あ~、なんかわかる気がする」
私は、リョウの兄のタイチを担任したことがあります。
さすがに兄弟で、よく似ていて
イケメンで勉強もスポーツもよくできるのですが、
タイチは、落とし物も忘れ物も多いしけんかもする。
でも、すぐにけろっと忘れてしまう。
まさに、THE 小学男子といった感じの子でした。
リョウは、そのタイチがしょっちゅうお母さんに叱られているのを見て
「いい子にしないといけない」
と、思ってしまったらしいのです。
空気を読んで
先生の言うことを絶対に守って
友達に対して言いたいことも言えず、優しく接して
頑張って良い子にしていたリョウは、
ある日ぽきっと折れてしまったのですね。
お母さんも、その不自然さに気が付いていて
リョウが真面目すぎる点について、心配していました。
ですので、お母さんと話し合いつつ
リョウが学校でも素でいられるように
こちらも心がけるようにしました。
1週間学校を休んだ後、
登校したリョウは、まるで別人に!
超のつく模範生だったリョウですが
おちゃらけて、はじけて、お笑いキャラになって
まるで兄のタイチを見るようでした![]()
リョウは、もともとのTAを押さえ込んでいたんだな~と
今ならわかります。
賢い子なので、勝手に空気を読んで
無理にTSを発揮していたんですね。
1年生という早い時期に気がついて、本当に良かった![]()
リョウは、それからは毎日
「学校が楽しい」と、元気に登校しましたよ![]()

