
そろそろ上映期間が終わりそうなので、昨日のモーニングショウで映画「ジャージー・ボーイズ」(2回目)を観てきた。
初見の時よりもスクリーンに惹きこまれ、登場人物たちの何気ないやりとりや全編に流れる往年の名曲たちが心にズシリと響いた。
この感覚は、なんなのだろうな?
奇想天外で派手なスペクタクルもない。
完全無欠で清廉潔白なヒーローもいない。
やるせないエピソードのほうが多いのに、エンドロールの全てが終わると幸せな気持ちでいっぱいになる。
エンドロールが幸せ過ぎて、人生いろいろあるけれど「なんやかやと、人生っていいな、音楽っていいな。」と思わせてくれる。
大スターを夢見た若者たちが、数々の栄光と挫折を味わった人生の中で見てきたものは何だったのか。
終盤、主演のジョン・ロイド・ヤング扮する後年のフランキー・ヴァリが「無名時代、街灯の下で4人で歌っていた頃の自分を求めて今日まで歌い続けてきた」と語るくだりに「人生」たるものは何なのか、深いメッセージを感じずにはいられなかった。
特に音楽をやっている人、バンドマンには感慨深いものが、あるだろうと思う。
「ジャージー・ボーイズ」を観て、昔の日本の若者たちが手放しで憧れていたであろう古き良き時代のアメリカ、闇の部分は深いけれど、強かった頃のアメリカの空気感が意外と好きなのかもしれない、と悟った気がする。
早くも「往年の名作」と言えるような、いつまでも心に残る映画に出逢えた。
そんなふうにさえ感じます。
久しぶりに「良い映画」を観させていただきました。
もとは、トニー賞を受賞した大ヒットミュージカルを映画版にリメイクした作品ということで、欧米諸国の反応は辛口のようですが。
ミュージカルと映画は違うので。
同じ題材でも、作品としては別物なのでね。(#^.^#)。
実話を元にした作品とはいえ、当然のことながら脚色された部分はあるでしょう。
それでも、今も歌い継がれる名曲たちが生みだされてゆく瞬間は、キラキラしていて実に感動的だ。
クライマックス、名曲「君の瞳に恋してる」誕生にまつわる秘話が胸を打つ。
フランキーが高らかに歌い上げるシーンは、まさに圧巻で鳥肌ものです。
何やら、このあたりも事実とは違うことがあるようですが。。
これは、映画なのでね。(=゚ω゚)ノ。
「フォー・シーズンズ」をリアルタイムで知らない世代ではありますが、知っている曲は沢山あるし、いまの若い人でも聴いたことのある曲は、きっとあると思う。
ただいま、サントラ盤をヘビロテ中でハマっております。
名曲揃いで、古いとか新しいとかは関係なく、ボブ・ゴーディオ氏と、先日他界されたボブ・クルー氏は、天才的なヒットメーカーだったんだなぁ。。と、しみじみ思う。
何度も観たくなる映画です。