雨とアジサイ | 自転車から今日は♪

自転車から今日は♪

坂道の多い所に住んでます。
愛用のママチャリで鼻歌歌うのが大好きです。
小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

傘をして公園の横を通ると、大株のアジサイがあった。

ブログ用に写真をとろうとしたら、公園を管理するおじさんが
いたので声をかけた。

あのう…

おそるおろる声をかける。

ジロリとにらまれた
しまった、なんか、こわそうなオジサンだ

このアジサイ、あんまりきれいで、挿し木にして
みたくなったのですが、一枝わけて頂いてかまいませんか


うわー 私としたことが、なんちゅーバレバレのウソを

おじさんジロリと私を見て
ぶっきらぼうにこう言った。

花が欲しいなら欲しいでかまわないんだよ
だけど一言断りいれてほしいんだよ
一言声かけてくれたら、いくらでもとって構わないんだ


ば… バレてらー!!え゛!
私の事花ドロボウだと思ったのかしら

きっと、たくさんいるんだろう
花ドロボウ
これだけきれいに咲いているのだもの

いくらでもと、言われると逆に恐縮し

ありがとうございます。

とお礼を言いながら一枝折る。
オジサンじっと私のことみてるし…
緊張する

外は雨。

おじさんは、花を折る私をみながら再びこういった。

いくらでもとってくれてかまわないんだ。
一言断ってくれさえすれば


うん。
それは、みんなわかっていると思うよ。

こんな静かな雨の日で
まわりに誰もいなくて
こんなにきれいに咲いているのだもの

1本だけならって思っちゃう。

傘をさして、雨でぐっしょり濡れたアジサイを手に持ち
私はだまって歩いた。

異様にみえたかもしれない。

私、通りすがりのひとから
花ドロボウって思われるかしら


手に持ったアジサイをみながら

私はドロボウにはならなかったんだわ
堂々とこの花をもって歩けるんだわ


そう思ったら急に笑いだしたくなった。

不倫論を語る時、ときどき不倫する女性に対して
「泥棒」という言葉を使うときがある。

一言、言ってくれさえすれば

おじさんの言葉が自分の気持ちとシンクロした。

そうなのおじさん、
その通りなのよ

大事なものをとっていくの

大事な花を断りもなくとっていくの
まわりはみてないでししょう とか
持主は気づいていないしいいでしょう とか
持主がちゃんと見張っていないから とか

そんなことを言う人がいるのよ

だけど、花を盗んで嬉しいのかしら
花には癒されるけど
絶対に嬉しくはないよね。
罪悪感はあるけど、花が手に入ったことで満足する
でも、心はあたたかくは決してならないんじゃないかな

私は泥棒じゃないんだ
泥棒にならなくてよかった

不倫されたことは辛いけど
私は堂々と前をむいて歩ける。

私は泥棒じゃないんだわ

お花だって、許可をもあらって手にしたわ
だからこうやって笑っていられるんだ


曇りのない気持ちでいられる
これってすごいなのかもしれない。

私、もっと自分のこと褒めてもいいんじゃない?

外は雨。
靴も洋服も雨でぐちゃぐちゃだ

それでも心は晴れていた。

で

 早速飾ってみた


梅のシロップも今日は仕込みました。

 

梅のシロップを作り出して今年で三年

外で摘んだ花を部屋に飾ることも
自家製の保存食をつくることも
結婚している時はできなかったこと

ある梅雨の日のできごと

今日は一日青梅の香りがいっぱいでした。