はじまりはいつも雨 | 自転車から今日は♪

自転車から今日は♪

坂道の多い所に住んでます。
愛用のママチャリで鼻歌歌うのが大好きです。
小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

梅雨入りはまだだけど
雨がふりそうなどんよりとした空をみながら

はじまりはいつも雨 星をよけて

と今ニュースで話題になっているアーティストの
有名な曲を口ずさんでいる自分がいた。

テレビで事件について報道されるたびに、曲が流れるので
不謹慎かもしれないが

やっぱり、いい曲だな

と思わず聴き入ってしまった。

この曲が流行った時、元夫と付き合いだした頃で
友人から恋人に静かにかわり、いちばん幸せで輝いていた
私の青春時代を彩った曲だった。
(お恥ずかしい)

お金がなくても幸せで、雨の日はならんでひとつの傘をさし
とりとめのない話をしながら、ただ歩くだけで私たちは十分幸せだった。

携帯すらもない時代、会えない日は公衆電話を使い
長話をした。

きっかけがどうであれ、久々に彼の曲を聴き、
私たちは赤面する位に恋愛に不器用で
そして純粋だったんだ

そんなことを思った。



私は自分のブログの中で、自分より少し前の時代の曲を
あれこれ探しては記事にしているが、彼同様
麻薬におぼれるアーティストはたくさんいて、調べるたびに
ショックを受けた。

私の大好きなビル・エヴァンスでさえも、一度やめた麻薬を手をだし再びおぼれていく。
あんな状況下で、あの演奏をしたのかと考えると、切なくなってしまう。
エヴァンスはコカイン中毒による内臓からの出血で帰らぬ人となったそうであるが
あれほどの才能にめぐまれてながら、いったいどうしてと

凡人にはわからない何かがあるんだろうか。

あの時の彼の曲も
あの時の私たちも

怖いもの知らずで
自分の感情をストレートにだせていたのに

少しずつ歯車が狂い
なんとか型にはめて維持しようとつくりあげた
終わることない 気の遠くなるような
やるべきことリスト

本当の気持ちをごまかしながら
こうするより仕方がないと言い訳しながら
これがみんなの幸せにつながることなのだから

そう思いながら自分の気持ちをだましながら
続けてみたけれど、やっぱり無理をすれば破たんする。

明日は雨

私たちに湧き上がる感情の膿のようなものも
雨と一緒に洗い流してもらえたらいいのに。

「はじまりはいつも雨」の私のイメージは

気持ちが通じているのに、思うように伝えきれず
愛と呼ぶには青臭くて、不完全で
いつかは終わりを迎えるかもしれないけど
自分を包む雨があまりにも優しいから
二人といたときの雨はいつも幸せな気分にさせてくれたから
もう難しいことはぬきにして
雨をみなががら、彼女にどう語りかけようかと考えよう。
僕たちの、はじまりはいつも雨だったから

と、こんな感じかなぁ
ちょっとキザ?(笑)

ン十年後にきくこの曲はもっと違った感じで

若かった昔を思い出しながら
あのときの自分を大事にしてみよう
このときのきれいな記憶は決して汚すことはできないのだから

かな

今夜君を誘うから 空をみてた
はじまりはいつも雨
星をよけて


ずっと、無理をしてごまかそうとしていたことが
今になって明るみに出ただけなんだ。

不倫した夫も
ニュースの彼も
そして私自身も

私の部屋からきこえる甘音は本当に心地よい
家の用事を全て無視して、一日黙って夜の雨音を静かにきいていられたら
どんなにいいだろう。