「禁忌の子」山口未桜 2024年

あらすじ
救急医武田航の元に
搬送されてきた一体の溺死体。
身元不明の遺体は武田と瓜二つだった。
彼はなぜ死んだのか。
そして、自身との関係は何なのか。
旧友で医師の城崎と共に調査を始める。
しかし、
鍵を握る人物に会おうとした矢先
相手が密室内で死体となって発見されてしまう。




冒頭の突拍子もない謎から
グイグイ物語に引き込まれていく。
背筋がゾワゾワする感じと
時折鳥肌がたつような…
パズルのピースが埋まりそうだと思ったら
違ったり…
次々と怪しい人物だらけ。

現役医師の著者の山口さんだからこその
専門知識の数々が、とても興味深かった。
専門だからこそのミステリー。

次々明かされていく真相は
重くて苦しくて心が傷んだ…
出生の重みと運命の分かれ道…

城崎
「先入観は目を曇らせます。
感情を排して
起きている事象をそのままに捉えると
違った世界が見えることがあるんです。」
(一部抜粋)



ラストの1ページまでストーリーの秀悦さ!
背筋のゾワゾワする怖さと面白さ!
凄いミステリー小説だった✨