『星を編む』凪良ゆう



あらすじ

「汝、星のごとく」の続編。


瀬戸内海の島で出会った櫂と曉海。

2人を支える教師北原が秘めた過去。

才能という名の星を輝かせるために、

魂を燃やす編集者たち。

漫画原作者、作家となった櫂を

担当した編集者2人が繋いだもの。

花火のように煌めく時間を経て、

愛の果てにも曉海の人生は続いていく。




櫂と曉海も母親に振り回されながらも

周りの大人たちに支えられ

助けられながら生きてきた。

その中でも北原先生の存在は大きかった。

北原先生の過去がこの物語で明らかに…

2人を支えながらも自分も悩み苦しんだ過去。


この2つの物語が複雑に絡み合って

登場人物みんなが苦しんだり悩んだり…

それでも折り合いつけて生きていく様子が

痛々しくもあり深くて温かかった。。。


「良い親の条件のひとつは、

少なくとも自立したひとりの人間であることと

言い切れる。

親に限らず、人との関り合い全般に言える。

精神的にも経済的にも、

ひとりで立てるからこそ、

大事な人が転びそうなときに

支えることが出来るのだ」

(抜粋)



 

 


胸に熱く響いた作品『汝、星のごとく』