気学では、「五行」の各行の性質の組み合わせから【相生(そうしょう)】、【相克(そうこく)】、【比和(ひわ)】と呼ばれる3つの関係があり、重視されています。
五行については、こちらの記事を参照
ちなみに、この相生・相剋は吉方位や凶方位を割り出す際にも使います。
【相生の関係】
「木」をこすると「火」が生まれる、「火」は灰になりその後「土」になる、「土」は圧力がかかり「金(宝石)」を生み、「金」は冷えると「水」を生み、「水」は「木」を育てるように相手を生かす関係性です。
相生は、スムーズな関係を意味することから、人間関係や方位の吉凶を判断する際に吉ととらえます。
さらに細かく分類すると、次の2種類にわかれます。
●生氣(しょうき) 大吉
図の青い矢印の方向(時計回り)は、親から子へエネルギーを与える関係性です。
●退氣(たいき) 吉
親と子の関係では、親から見た関係になり、相手にエネルギーを与えることから、自分の力は少し弱まります。
「木」は「土」から養分を吸い上げる、「火」は「金」を溶かす、「土」は「水」を濁らせる、「金」は「木」を切り倒す、「水」は「火」を消すように相手を剋する関係性です。
図の矢印が向かう相克は、気がぶつかり合うことを意味するため、人間関係や方位の吉凶を判断する場合には凶ととらえます。
●死氣(しき)
自分の行から見たときに、相手を傷つける関係のこと。
●殺氣(さっき)
自分の行から見たときに、相手から傷つけられる関係のこと。
【比和の関係】
同じ五行の組み合わせのこと。同じ性質の気のため、パワーが増すととらえられ、方位の吉凶の判断には吉ととらえます。
また、人間関係の場合は、理解しやすい関係なものの、マンネリや反発が生じやすいともとらえらえます。
また、「相生」「相剋」「比和」は、人間関係を判断するときにも使える考え方ですが、身を置く「環境」やその人の「考え方」によって、実際はそれぞれ違うもの。
全く思いやりがなかったり、相手を軽く扱ってしまうと、理論上はどんなにいい相性でも悪くなってしまいます。
それよりも、どうしたらお互いに気持ちよく過ごせるかなどを考えて実践されるほうが、よい関係性が築けるのではないでしょうか。
このように、生きるうえでのヒントをくれるのも気学の楽しさです。
それでは、また日曜日♡






