加賀美、
「これより、新婦の睦美さんが所属するミュージックユニット、ココルキーの皆様です。」
清水、目を真ん丸に、
「え…???…新婦の睦美さんが所属するミュージック…。」
ステージに上がるメンバーたち。
途端に会場内から、
「凄ぇ~~~。」
「わ~~~。」
「かっこいい~~。」
メンバーたち、それぞれのコスチュームで。
景織子たち、芙美花に、
「え…???…何々…???」
麹屋たちも、
「おぃおぃ。高井戸から、何も聞いてねぇぞ。」
壮一郎も陽平も、
「一体…。」
諒子、
「なんともまぁ。」
香奈枝、
「ふふふふ。いいねぇ~~。」
勝臣、頷きながら、
「はは。うん」
加賀美が続ける。
「元々、ココルキーは、アマチュアバンドで、そのバンドに所属していた矢島孔太さんから、ヨシカワ音楽教室の今や、新婦の高井戸睦美さんと望月優茉さんに曲を依頼した事からの発展です。」
清水、芙美花に、
「あ~~。うんうんうん。芙美花さんから話があった~~。」
景織子たちも、
「あ。なるほど~~。」
芙美花、ニッコリと。
「そういう事~~。」
加賀美、
「そして…。そんなココルキーが、とあるレコード会社の目に留まり、その音楽性と楽曲。特に、新婦の高井戸睦美さんと望月優茉さんが手掛けた楽曲が認められ、晴れて、そのレコード会社と本契約。」
一瞬、会場内、騒然。
加賀美、続ける。
「そして…。そのレコード会社が。株式会社ダイナムズ。」
清水、目を真ん丸に、
「株式会社ダイナムズって、あの…???…うそでしょ。」
壮一郎、
「いや。まさか。」
陽平も、
「ダイナムズと言えば。」
加賀美、
「そして…。そのレコード会社ダイナムズに所属している社員こそが。新婦、睦美さんの義理の妹さんであり、弟の眞鍋誓さんと眞鍋晄史さん。」
加賀美が紹介する。
誓と晄史、椅子から立ち上がりお辞儀を。
ココルキーのメンバーもふたりに一礼を。
会場内、
「へぇ~~~。」
「いやいやいや。」
清水、
「凄~~い。」
加賀美が、
「そして、今回。ふたりが作曲、編曲した曲、君の街へと。披露してくださいます。」
麹屋たち、
「いやいやいや。あのダイナムズと契約~~。凄ぇなこりゃ。」
加賀美、
「それでは、お願いします。」
善川、
「望月さん、凄いじゃない~~奇麗~~。」
生野も、
「えぇ。正に。」
珠里たち、
「望月さん、頑張って。」
ステージ上、センターの、根岸。
「こんにちは。ココルキーと言うバンドです。我々、今までアマチュアバンドとして活動して参りました。ただ、何か新しいエッセンス。と、いう事で、私の隣におります、望月優茉さんと、新婦の高井戸睦美さんに曲の提供を。」
優茉、チョコンとお辞儀を。そしてニッコリと。
根岸、睦美に、
「睦美さん、ご結婚、おめでとうございます。」
耀司と睦美、バンドに向けてお辞儀を。
根岸、
「今や、レコード会社ダイナムズ所属となり、邁進しております。聞いてください、新曲、君の街へと。」
そして…。
演奏されるや否や、あちらこちらで、
「素敵~~。」
「いいわ~~~。」
壮一郎、
「へぇ~~~。たまげたなこりゃ。」
陽平、
「中々じゃないですか~~、高井戸さ~~ん。」
その声に壮一郎、
「うんうんうん。」
清水、
「素敵な曲~~~。」
芙美花も景織子たちも、
「でしょ。」
善川たちも、
「素敵な曲~~。」
生野、
「中々ですね~~。」
珠里と有紀、
「何、凄~~い。望月さんと。」
「うん。今や高井戸睦美さんとの。」
ボーカルにサックスが重なる。
生野、
「かかかかか。中々どうして~~。望月さん、やるねぇ~~。」
清水も、
「サックス、凄~~い。女性で~~。」
暁美、
「かかかか。やるねぇ~~。昔、シンガーだった頃を思い出すよ。」
晄史、母を見て、
「ははははは。うんうん。」
思わず誓、
「え…???…お義母さん、昔、シンガー…???」
晄史に、
「私、聞いてないよ~~。」
晄史、
「かかかかか。話してないもん。」
暁美、誓に、
「昔の事だよ、昔の~~。」
聞き入っている出席者たち。
耀司と睦美、思いを寄せるように、曲に。
「いい曲だ。」
「えぇ。うれしい~~。」
芙美花、
「はは。また、涙、出て来た。いい曲なんだ~~、この曲。」
景織子たちも、
「うん。ねぇ~~~。」
母親たちも、
「何だか、癒されますよね。」
「うんうんうん。」
凡そ、4分少々。演奏は終了する。
途端にまた、拍手喝采。
小白川、
「素晴らしい~~。うんうん。納得。感動は、人のこころをも動かす。これが睦美さんの編曲。新しい人生ね。」
そして、隣の暁美に。
「ね、おかあさん。暁美さん。」
暁美、頷きながら、
「全くです。先生も、これまで、睦美の事、ありがとうございました。」
小白川、
「あの、引っ込み思案の睦美さんが、今、こうして…。」
暁美、ニッコリと。そして、自信を持って、
「えぇ。…あの子なりに。…あの子なりの。…変わりましたよ~~。いろんな人たちに、恵まれてます。ありがたい限りです。」
小白川、ニッコリと。
耀司、始終、睦美に優しい目で。
そんな耀司に睦美も朗らかに。
汐梨、
「さ~~て。そろそろ、エンディングだわ~~~。オシ。」
全ての人に絶賛されながらの耀司と睦美。会場内は歓喜で溢れかえる。
カメラマンはシャッターを押す。そして、ビデオマンはしっかりと撮影。
胴上げはされずとも全員からのハグ。
睦美は笑顔満載。拍手が絶えない。
そして…。最後に…。コンフェッティシャワー。
睦美、女性陣からのハグ。
そして…。最後に。
芙美花、睦美の前に、そして睦美目掛けてのコンフェッティシャワー。
睦美、笑顔満面に、
「わぁ~~。」
芙美花、睦美に、ニッコリと。
「ママ~~。」
そう言いながら睦美をハグ。
そんな芙美花を睦美もハグして、
「うん。ママ、ありがとうだよ。」
芙美花、睦美を抱き締めながら、
「ず~~っと、ママでいい~~~。はははは。」

―――― Fin ――――
ママでいい…。 vol,342. 芙美花、睦美を抱き締めながら、「ず~~っと、ママでいい~~~。はははは。」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
《PR》
庄司紗千 花笠音頭
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
