「子連れ出勤ができる、働くママには嬉しい限りの企業内託児所だからね~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ  睦美、晄史と誓に、ラインで、
「ごめん、送るの忘れてた~~。」

晄史は、そのラインをまだ仕事中で観ていない。

…が。誓は、睦美から送られてきた動画を見て、思わずフィンガースナップ。
「や~~りぃ~~。」

けれども睦美のメッセージで、
「これに歌詞が付きます。どんな感じになるのか楽しみ。」

誓、そのメッセージを見てニコニコと。
「うんうんうん。ははは。」




芙美花、駅から自転車で。
…ところが…。外は雨。但し、まだ小雨程度。
「あん、雨だ~~。まっ。自転車で急げば10分だ。」


…ところが…。物の5分も経たないうちに、
「ひゃ~~~~。降って来た~~~。あ~~~ん。」



耀司、既に2時間前に帰宅。
今日は、麻沙美はセレモニーの託児所。
耀司が午後から打ち合わせとの事で汐梨とも連絡済み。



芙美花、雨に濡れてビショビショに。ガレージに自転車を置いて、駆け足で玄関に。
「ひゃ~~~、濡れた、濡れた~~。もぅ~~。びっしょりだよ~~。おとうさ~~ん。」

父の部屋の方から、
「おかえり~~。」

芙美花、父の部屋に、
「ただいま~~。」

耀司、芙美花を見て、
「は…???…何、ビッショリじゃん。早く、シャワー。風邪引くぞ~~。」

芙美花、

「う~~ん。」

耀司、窓を見て、
「雨だもんな~~。…確かに。…まっ。雷は~~、今んとこ。」





レッスンが終了して睦美、母に、ラインで、
「高井戸さんに寄って帰ります。遅くなります。」

自室でメガネを掛けての仕事中の暁美、スマホに。
「おや。ふふふふ。もはや。日常的に、なって来たもんだね~~。ははは。どうぞ、どうぞ。思う存分。」
ニコニコと。

…けれども…。外は…。どうやら雨。

暁美、窓を見て、
「酷くならなきゃいいけど…。」




それから10分後には…。雨は…。


睦美、高井戸家のチャイムを。
いきなりバセット、立ち上がる。

丁度シャワーから出ての芙美花、頭をゴシゴシとバスタオルで。インターホンに、
「は~~い。あは。睦美さん、どうぞ~~。開いてる~~。」

バセット、すぐさま玄関に。

睦美、ニッコリと。
「お邪魔しま~~す。」
そして玄関に。

いきなりバセット、睦美に。

睦美、バセット抱き抱えて、
「ひゃ~~。バセット~~。こんにちは~~。」

バセット、睦美の頬を舐める舐める。

そして睦美、バセットと一緒にリビングに。
バセット、ゆっくりと定位置に。

芙美花、椅子に座ってドライヤーで髪を。

睦美、
「わぁ~~。芙美花さ~~ん。」

芙美花、
「あん。うん。もぅ、びしょ濡れ。雨。」

睦美、
「へっ…???…降ってなかった。」

その声に芙美花、ムギュッとして、
「うそ~~~。あ~~ん。でも、私帰ったの、20分も前だからな~~。凄い、降ってて~~。」

睦美、
「確かに曇り空ではあったけど~~。」
バセットを見て、
「あ。今日は、汐梨さん。」

芙美花、ようやく乾いた髪からドライヤーを。
「あん。うん。帰って来たら麻沙美もいなかったから。」

耀司、自室から出て来て睦美に、
「はい。おかえり~~。」

睦美、耀司にペコリと。
「お邪魔しております。汐梨さんは。」

その声に耀司、キッチンからグラスを。そして冷蔵庫に。
「うん。今日は汐梨、麻沙美を連れてセレモニー。俺が今日、お昼時に会社の奴とミーティングで会う約束だったから~~。セレモニーの託児所で今日は麻沙美~~。」

その声に睦美、
「今って凄いですよね~~。子供を預けられるところがある会社。」

耀司、
「まぁね~~。子連れ出勤ができる、働くママには嬉しい限りの企業内託児所だからね~~。まっ。でも。麻沙美の場合は保育園やヨシカワがあるから、ここにね~~。はは。まっ。バセットもいるし。」
そこまで言って耀司、
「もぅ…、雨、止んでたか。」

睦美、
「えぇ。」
外を見て。

耀司、芙美花を見て、
「かかかかか。芙美花、かな~~り、降られたみたいだったからな~~。」

芙美花、ブスッとした顔で、
「もぅ、びしょ濡れだよ~~。駅から5分くらいはそんなんでもなくって~~。…けど、それから一気に、すぐにビショビショ。」

睦美、そんな芙美花に、
「え~~~???」

「お蔭で帰ってすぐにシャワ~~。」

睦美、
「わぁ~~~。」

耀司、ポケットのスマホに着信。
「うん…???」
そして、
「おっと。…もしもし。」
汐梨からである。
「あん。おぅ~~。了解、分かった~~。うんうんうん。OK~~。」
そして、睦美を見て、
「今、睦美さん、来てるから。…あぃあぃ、あ~~い。お疲れ~~。」
通話は切れる。
「汐梨、今日は遅くなるって。仕事、立て込んでるみたい。夜8時過ぎになるみたいだからって。」

芙美花、
「それまで麻沙美、セレモニーの託児所…???」

耀司、
「ふん。そうだろうね~~。まっ。そのための託児所だから~~。」

「麻沙美、ひとりで…。」
「いや。…そこまでは…。」








ママでいい…。   vol,294.  「子連れ出勤ができる、働くママには嬉しい限りの企業内託児所だからね~~。」

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