「好きにはなれないけど、愛してる。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 峻、絃爾に、
「いやいやいや。嬉しいね~~。作り甲斐あるというもの。ねぇ~~。隠岐田さん。」

絃爾も峻に、
「全くその通り。うん。」
そして、
「門倉さん。あらためてありがとうございます。リチャードも。」
ふたりに頭を下げて一礼。

峻、そんな絃爾に、
「いやいやいや。とんでもない。俺の方こそ。」
そして峻も絃爾とリチャードに。一礼をして、
「ありがとうございます。」

リチャード、ニッコリと。
「こちらの方こそ、感謝します。ありがとうございます。…でも~~。まだまだ、終わってませんよ~~。ハハハハハ。」

絃爾、峻、共に、
「ですね。」

未梨も奈菜と美智子に、
「まだまだ~~。」

「うんうん。」
「はい。」


賑やかに。そして…、盛大に。




須美も伊寿美も岳燈も。
「いいよね~~。」
「はははは。」
「最高~~。」

須美、佐津香を何度も抱き締めて、
「ん~~。おめでと。」

佐津香も、
「ありがとう。」

須美、瑛士に、
「瑛士さん、サッちゃん、どうぞ、よろしく~~。」

瑛士、
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
ガッシリと握手。

伊寿美も岳燈も、握手、
「よろしくお願いします。」
「よろしくです。」

瑛士、
「こちらこそ。」




そして…。パーティが終わってしまえば…。
小埜瀬、倒れる事はなく。

とは言え、佐津香曰く。
「とんでもない。ここからが肝心。」



けれども…。


予定通りの…、柿崎家での二次会。
「乾杯~~ぃ。」

柿崎家に集まった10数名。飲んで食べて賑やかに…。



菜帆子と愛結美、
「結局、課長…。バッタン。しなかった。」

佐津香も、
「確かに。」
そして…。
「変則的カミングアウト、効いたかな…???」

思わず3人で爆笑。


順平、
「な~~に、笑ってんですか~~???」

菜帆子、カップのビールを飲みながら、
「ふふん。課長が今日はダウン、しないって~~。」

その声に順平、
「確かに。…って言うか。…いやいやいや。かなり飲んでますよ、今日なんて。物凄い、酒、強っ。いやいやいや。だって、午後からですよ、午後から。佐津香さん、あんなに飲んで…、大丈夫なんすか…???」

その声に佐津香、
「いや…。確かに。ん~~~。でも…。どうなんだろ。」



結局、小埜瀬、最後の最後まで…。



そして…。玄関でみんなを送り。

優維香と隆英が、一番最後に。
「じゃあね。おかあさん。そして…、おとうさん。」

隆英、
「親父、ほんとに大丈夫かぁ~~。」

その声に瑛士、
「全然。全然。かかか。心配すんな。」

佐津香、
「隆英さん、優維香の事、お願いします。」

隆英、佐津香にペコリと。
「はい。お任せを。」






そして…。佐津香、瑛士、リビングに…。
「いやいやいや~~。終わったね~~。」
「だよな~~。」

佐津香、ソファに座っている瑛士の後ろに回って。瑛士の後ろからハグ。
「好きにはなれないけど、愛してる。」

瑛士、佐津香の両腕を引いて…。佐津香の左頬が自分の右頬に。
「う~~ん。いい匂いだ。」

そして見つめ合う目と目。
佐津香の唇に自分の唇を。
数秒のディープキス。



そして…。…遂に。瑛士。頭をカクン。

いきなり佐津香、
「え――――――――っ!!!今~~~~っ???」
そして佐津香、瑛士の頬をペンペンと。
「瑛士さん。瑛士さん。」


けれども瑛士は起きない。

「瑛士さん。瑛士さん。もぅ~~~。」
ソファをぐるりと。そして瑛士を抱き抱えるように。

すると…、いきなり瑛士、佐津香を抱き締めて…。

佐津香、思わず、
「あん。」

瑛士、佐津香を抱擁。首筋から唇。そして喉。そして、ワンピースの上から佐津香の両胸を。

佐津香、
「あ~~ん。」
抵抗する事なく、佐津香…。

瑛士の左手は、既にスカートの中から…。








2023年、6月。成田空港にて。


優維香、母と小埜瀬に、
「では、行って来ます。」

佐津香、
「うん。行ってらっしゃい。」

優維香、隆英、見送りの面々に。
「では、行って来ます。」

真宮、
「おぅ。行っておいで。土産話、待ってるぞ。」

池辺も、
「うんうんうん。」

そして。ここぞとばかりに、麗子。優維香に、
「隆英に丸投げしちゃいなさい。」

優維香、
「はははは。はい。」
ニッコリと。

麗子、
「それにしても、中々どうして~~。親子揃って~~。同じ日に、イタリアとアメリカ。考えるね~~。」

「ま~~ったくだ~~。しかも…、見送りにも来れる土曜日ってんだから~~。かかかかか。」
吉竹。

菜帆子、愛結美、
「ふふふ。」

悠里、
「優維香~~。じゃ、3か月後ね~~。」

瑛子に阿寿沙。
「待ってるからね~~。」
そう言いながら優維香とハグ。

優維香も、
「うんうんうん。」


そして…。いよいよ、「搭乗手続き」

まずは優維香と隆英。

隆英、
「じゃあ。」

優維香も、
「うん。」

みんなに見送られながら…。そして…。ゲートへと。





その数分後、優維香のスマホに。
「へっ…???…悠里。」
そして…。
「え――――――――っ!!!」

隆英、
「へっ…???…どうしたの…???」

優維香、
「あいつぅ~~~~。」








好きになれない。   vol,326.    「好きにはなれないけど、愛してる。」

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