真宮のその声に悠里も瑛子も阿寿沙も、
「あ~~ん。」
優維香と小埜瀬は黙ったままで…。
真宮、
「多分、放送されるのは、7月半ば…???」
亘夢、
「チーフとリーダーの結婚式にサプライズ~~。」
小埜瀬、
「亘夢ちゃん。」
既に、横井土家からの帰り。
悠里から優維香と小埜瀬の結婚に関してはグループラインでメンバー全員に。
その瞬間は、トラディショナル事業部、一気にハイテンション、
「え――――――っ!!!!」
「うそうそうそ。」
池辺も、
「マジでっ!!!」
いきなり部長室から真宮、
「一体どうなってる。これ、悠里のアイコン。あいつら~~。横井土家で何やってたんだっ。」
池辺に。
池辺も、
「私も、今見てびっくり。なんとも…。」
瞬間、トラディショナル事業部、
「万~歳~~~ぃ。キャホゥ~~~。」
廊下を歩いていた人々も慌てて立ち止まったほど。
池辺、メンバーたちを眺めながら、
「まっ。仕掛け人は当の送り主でしょうけど…。」
瑛子も阿寿沙も、
「悠里、や~りぃ~~~。」
真宮、メンバーたちに、
「まま。仕方がねぇだろ。これだけは~~~。俺たちに、どうこう…。」
「近くまで来たから一緒にお昼、どぉ…???」
と、須美から誘われての佐津香。自分の弁当を順平に。
順平、
「いいんすか…???」
佐津香、
「あなた、どうせ、コンビニの弁当でしょ。まっ。小埜瀬と同じ感じの弁当なんだけど。小埜瀬と一緒に食べて。」
順平、頭をコクリと、
「あざっす。」
近くのカフェで…。
佐津香、須美に、
「私だってビックリだよ。いやいやいや。岳燈君、やってくれますね~~。」
須美、
「久々に岳燈君、俺の企画が通ったって。はははは。」
そして須美、
「いやはや…。CМかぁ~~。どんな感じかな~~~。」
けれども…、それから1週間後、また新たな展開が…。
優維香、
「うそ。」
小埜瀬も、
「イタリア。」
真宮も真宮で、
「う~~~ん。」
社長室にて麗子、隆英と優維香を目の前に、
「そぅ。ふたりには、イタリアに行ってもらう。期間は3か月。出発は、6月の終わり頃。」
真宮、思わず唖然として、額に左手を、
「あっ。…とぉ~~~。」
麗子、
「私も、昨日の夜に、その話を聞いてね。話の相手は横井土正嗣。」
小埜瀬、
「わお。」
優維香、
「横井土…。」
麗子、
「残念ながら、断れない。」
そして麗子、真宮に、
「CМに、隆英と優維香が出る部分、前倒しでね。」
真宮、
「あ、あ、あ~~。承知しました。」
優維香、
「け…、研修って…。」
チラリと隆英を見て。
麗子、
「隆英、優維香を頼んだよ。あんた、海外はお手の物。」
隆英、
「わ…かり、ました。」
トラディショナル事業部、
「え――――――――っ!!!」
悠里、
「イタリアって…。」
瑛子、
「そんな…。」
阿寿沙、
「いきなり。」
他のメンバーたちからも、
「なんで、なんで…???」
「今でも、人手が…。」
「うんうん。」
池辺、
「部長。」
真宮も、
「いや…。俺も、実際、参ってるんだが。横井土さんからの話で…。」
メンバーたち、
「横井土…。あの…、投資家の…???」
真宮、
「いや。先生の方だ。経済産業省、局長の…。イタリアで、今、新しいインテリアブランドが立ち上がり、今やヨーロッパで大ヒット。そこに、日本からもインテリアショップ、ジョエルから男女2名、研修として参加して欲しいと。逆に向こうからの頼まれたそうだ。それに横井土先生は快諾。当然、七瀬社長に。そして、横井土先生の方から、優維香と小埜瀬をと。社長が言うには、横井土先生、スタッフコレクションにも訪れて感銘したそうだ。まっ。これはみんなにはちょっと、分かりづらいかも知れないが、あの時、横井土先生のお孫さんがジョエルのインテリアを気に入ってくれてたそうで、横井土先生を連れて、ウチのインテリアを見てくれたと、言う経緯もあるそうだ。」
悠里、目を真ん丸にして、
「う~~っそ。誰…???…そのお孫さんって…。全然記憶にないんだけど…。」
瑛子も阿寿沙も首を横に振る。メンバーたちも同様に…。
悠里、
「ふ~~~ん。」
瑛子も、
「ん~~~。」
阿寿沙、
「しっかし…。」
優維香、口を尖らせて。
小埜瀬、4人を見て…。
満智子、それぞれのグラスに水を。そして、
「どうしたの~~???…なんだか、いつもの雰囲気とは…。」
瑛子、
「リーダーと、優維香、イタリア行き~~~。」
瞬間、満智子、
「へっ…???…そうなの…???…って、優維香と小埜瀬さん、結婚。」
阿寿沙も、
「なんだよね~~~。…しかも、3か月。」
右手で…。
満智子、
「さ…。3か月…。…って、いつから…???」
悠里、頭を撫でながら、
「6月終わり~~。」
「…って、結婚式。」
阿寿沙、また、
「なんだよね~~。」
悠里、
「…ってか、新婚旅行、ハネムーン、イタリアになるって…。」
阿寿沙、
「お~~~い。仕事で行くんだから~~。旅行って気分。」

好きになれない。 vol,321. 「万~歳~~~ぃ。キャホゥ~~~。」
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