いきなり悠里…。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 優維香の母のその声に瞬間、隆英、
「ははは。いや…。…と、言うより、親父らしいです。まっ。母親がいませんから。…しかも…。大学時代から親父とは疎遠ですから。あれ以来、全く会っていませんから。親子と言っても、まず…。」

佐津香、
「確かに。…それはそうだけど~~。」






智子、小埜瀬に、
「ねね、どぅお~~。優維香ちゃん。とにっかく、素敵な彼女~~。」
意地悪そうな目で。

隆英、既に沸騰しているケトルの中のお湯をカップ麺の中に。
「えへ…???」
そして智子にニコリと。
「はい。順調ですよ~~。」

瞬間、智子、
「あらまぁ~~。嬉しい声、聞けました事~~。はははは。じゃあ…、年内には…???」

隆英、ニコニコしながらも、
「ご想像に…、お任せします。」
ペコリと。

智子、何とも品を作りながらも、
「ヒュ~~~。絶賛、期待しちゃう~~~。ふふふふ。じゃね~~。チャオ~~。」

「はい。おやすみなさい。」








いきなり悠里、
「え~~~ぇえ~~。ひゃ~~~~。おかあさんに~~~。わっほぅ~~~。」
自販機コーナーで。

優維香、カップの中のカフェラテを飲みながら、
「うん。言っちゃった~~~。…と、言うか、言わせちゃった。だって、自分から言うって言うから。まっ。私も…、何だかんだで。どうしようかって悩んでいたから。」

「えっ…???…悩んでた…。」
悠里、目をパチクリと。そして眉間に皺を寄せて。
「…って…、何を…。仕事…???…でも、仕事はまま、いつも通り…。…けど…。何かしら、あんた、優維香、最近、あれこれとドンミス。何かあったかな~~とは、思ったけど。あんたの事だから。」

「はは。それ、私の近所の幼馴染にも言われた~~。あんたの事だから。」

悠里、こちらはカルピスソーダを飲みながら、
「うんうんうん。」

「実はね~~。…今だからって言うのもあるけど…。」

悠里、口を搾って、
「うん。」

「おかあさん、結婚するの。」

「ふ~~~ん。そぅなんだ~~。」
普通に納得。…けれども、
「えっ…???」
すぐさま優維香を見て、
「うそ。優維香のおかあさん、結婚…???」
そして悠里、思わず左手を小刻みに振りながら、
「いやいやいやいや。うそ。マジで…???…冗談。」
目を見開いて。

優維香、そんな悠里に、こちらも、可笑しがりながら、右手を小刻みに振りながら、
「いやいやいやいやいや。…ってか、こういうの、冗談で言えないから。かかかかか。」

悠里、目を真ん丸に、
「いえいえいえいえいえ。え~~~~???…うそ~~。マジ…???…優維香のおかあさん結婚…???…わお。全く、そんな話、どこから来るのか…、それ自体が…。」

優維香、
「…ってか、私自身、謎だし。まさか。まだ心の中におとうさんがいるって言う人が…。」

悠里、額に皺を。そして目を真ん丸にして、
「凄~~~~。何々、仕事一筋って感じの…。ベテラン社員。それに…、売れっ子挿絵画家の…。」

口をへの字にして、目をパチクリと優維香、
「ねぇ~~ぇえ~~。」

悠里、
「何がどうして、そうなった~~???」

優維香、口をグンニャリとさせて、
「…でぇ。もうひとつが…。」

悠里、缶を口に顔だけ2度程コクリと。
「うんうん。」

「その、結婚相手と、言う人が~~~。」

悠里、
「おっと。」

「実は~~~。」
「うんうんうん。」

「リーダーのおとうさん。」

すぐさま悠里、単発に、
「えっ!!!」

優維香、瞼だけを上にチョコンと。

悠里、思わず、顔を左右に、誰もいないかを確認するように。そして小さな声で、
「うそうそうそうそ。ぇぇぇぇぇぇぇえ~~~。…いやいやいやいや。リーダーのおとうさんって…。何々何。何でそうなっちゃうのよ~~~。」

優維香、悠里に、
「それ…、私に言う~~???…だから私~~。」
口を尖らせて、
「…ってか。今迄、そんな素振りも見せなかったおかあさんがよ。一体全体、全く予兆もなしに、いきなりよ、いきなり。頭をガ~~ンと、割られたような感じだったわ、あの時。…って言うか、もぅ、おかあさんが自分で決めた事だから、もぅ~~、私が何言おうと、決めた事だから、決めたの。…で、一点推し。に、なる訳よ~~。だ~~から~~。」

悠里、優維香の話に顔をコクリコクリと。

「私は一体、どうすればいいの。…に、なっちゃうじゃな~~い~~。それに…、悠里~~。あんたもあんたで、例のホテルのフロントの~~。」

瞬間、悠里、頭を引っ込めて、
「あた~~~。それ、出てくる~~???」

「当然じゃん。…だからさ~~。…リーダーに、相談しようとも…。な~~んかね~~。…って言うか、リーダー自体、自分のおとうさんが私のおかあさんと結婚するなんて…。昨日、COCOに行く電車の中で、私が何とか話して、それで知ったくらいだから。」

いきなり悠里、
「うそ――――――っ!!!」

「リーダーも、それ、知らなかった~~。」
「いやいやいやいや。」








好きになれない。   vol,291.    いきなり悠里…。

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