「1年後にはゴールイ~~ン。」
悠里、両腕を伸ばして、
「あ~~。愛する人~~。」
小埜瀬、
「かかかかか。うんうんうん。なるほど。すぐさま急接近。」
優維香、
「積もる話もあれば…。もぅ~~。凄かったよね、あの頃。」
悠里、
「うんうんうん。何とも、分かりやすい。」
小埜瀬と優維香、そして瑛子を見て、また小埜瀬を見て、
「だ~~ってさ~、仕事終わったら、すぐさま。お先で~~す。」
小埜瀬、ニコニコと、
「うんうんうん、分かります。分かります。」
優維香、
「でぇ~~。半年後には…。これが、お見事。」
優維香も小埜瀬を見て、
「…なんと、彼の方から。」
小埜瀬、優維香を見て、
「えっ…???…そうなんですか…???」
悠里も、数回頷いて、
「うんうんうん。」
瑛子、
「まっ。…そういう事で~~。」
照れながらも、左手薬指のリングを。
小野瀬、それを見て、
「いやいやいや。ごもっとも。」
「はは。だから~~。小野瀬さん。」
瑛子、ニッコリとして顔を傾げて。
小埜瀬、思わず瑛子に、
「はい…???」
そこに店員が…。
「お客様、お決まりでしょうか。」
すぐさま瑛子、
「あ、え~~っとね~~。この…、ハニーナッツ&クリームチーズと…。」
小埜瀬、優維香と悠里に、
「武蔵野さんって…旧姓は…???」
悠里、
「あぁ。」
優維香、
「逢沢(あいざわ)。」
小埜瀬、
「ふ~~~ん。あいざわ~~。あいざわ瑛子…で、武蔵野瑛子。何か、今風な感じの苗字から、何とも、勇ましいような苗字。はは。」
そんな小埜瀬に悠里と優維香、ニッコリと。
店員がオーダーを繰り返す。
瑛子、
「…でぇ~~。優維香~~。悠里~~。何にする~~。」
悠里、
「…って、うそ。そんなに食べるの…???」
その声に瑛子、平然としてコクリ、
「うん。だって、リーダーも食べるでしょ。」
思わず、優維香と悠里、
「あ~~ん。なるほど。」
店員が一礼してその場を離れる。
小埜瀬も、丁重にお辞儀をして、
「恐悦至極。御意に。」
その声に瑛子、思わず目をパチクリと。そして顔を傾げて、
「ぎょいに…。…って、どういう意味…???」
顔を左右に。
悠里、すぐさま、
「チ~~ン。」
優維香、そんな悠里を見て、
「かかかかか。」
悠里、
「…って、優維香、あんたは知ってるのかよ。」
その声に優維香、思わず舌をチロリと。目をパチクリと…、そして顔を傾げて、
「アレ…???」
小埜瀬、途端に顔をグンニャリとさせて、目だけ真っすぐに瑛子を。そして横目で優維香と悠里を…。
「大変、失礼しました。まっ。つまりは…、畏まって返事をする時に使う、ごもっともや仰る通りという意味。」
瑛子、その小埜瀬の声に、
「へぇ~~~。リーダー、難しい言葉、知ってるんだ~~。」
悠里と優維香も小埜瀬を見て、
「うんうんうん。」
そんな小埜瀬、思わず照れ臭そうに、
「いやいやいや。ただ僕、戦国武将で、織田信長が好きで、何かこぅ~~、破天荒で、今まで誰もやった事ない事をやってみたり…。」
そして、3人を見て、
「ほら。織田信長って、良く傾奇者って言われて、常識はずれな事をする。そういうとこに結構憧れて、中学の頃から織田信長に関する本、良く読んでたんです。」
優維香、そんな小埜瀬に目をパチクリと。悠里も同じく、そして、
「へぇ~~。意外~~い。」
優維香も、その声に頷いて、
「うんうんうん。」
瑛子、
「織田信長か~~。…私は…、歴史はさっぱりだけど…。徳川家康だわね~~。」
悠里、
「かかかかか。私も~~。」
優維香は、
「ん~~~。私は…、誰だろ…???」
顔を傾げながら、
「もしかしたら…。うんうんうん。諸葛孔明…。」
瞬間、小野瀬、
「おっと。」
悠里、
「あっ。あ~~。いるいるいる。うんうんうん三国志~~。」
瑛子も、
「うんうんうん。孔明ねぇ~~。分かる分かる。」
小埜瀬、優維香を見て、
「柿崎さん、中々渋いですね~~。諸葛孔明~~。」
「…って言うか~~。」
優維香、
「おかあさんとおとうさんの寝室に~~。ズラ~~リと、三国志のコミック、あったの~~。とにかく、おとうさん、暇さえあれば、読んでた~~。」
小埜瀬、悠里、瑛子、優維香を見て、
「へぇ~~~。」
悠里、
「…って言うか、その話、私、初めて聞いた~~、かかかかか。優維香と4年も一緒にいるけど、聞いたことない~~。」
「…って、話題になんなきゃ話さないでしょ。…って、私たちの話題に歴史…、出てくる、普通~~???」
悠里、その声に目を瞑ってニコニコと右手をヒラヒラと、
「くくくくく。ないない。まず有り得ない。」
小埜瀬、悠里と優維香を見て、
「えっ…???…じゃあ~~。普段はどういう話…???」
「まぁ~~。いろいろとね~~。最近の流行とか~~、料理の話~~。それに化粧品とか~~。音楽や映画。そして、アイド…。」
悠里、思わず目をパチクリと。そして、
「なんでリーダーにこんな事…???」

好きになれない。 vol,130. 「1年後にはゴールイ~~ン。」
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