「小埜瀬さん。こういうところは…???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 昼休み。電話応対のために、交代での休憩。
真宮は急遽、大事な取引先との話に段取りが着いての休憩もなしで神奈川へと。

優維香たち数名は時間をずらしてのお昼休み。
未だに電話応対が続いている。

…そして…。肝心の小埜瀬は…。



近くのカフェレストラン。そこで…。

「ごめんなさいね。本当は、昼食、ご一緒にするはずの真宮が急遽、神奈川まで…。」
池辺。


ここは、いつも通うカフェレストラン。阿寿沙や瑛子たちとは良く通っている。


「小埜瀬さん。こういうところは…???」

その声に小埜瀬、店の中を見渡して、
「えぇ。素敵なところですよね。落ち着けます。」
そして、
「ところで…、池辺課長。」

「あ、はい。」
「社長からも聞いてはいるんですけど…。インテリアショップ・ジョエル。立ち上がってからまだ10年。」

その声に池辺、
「えぇ。あ、はい。」

「凄いですよね。立ち上がって…。じゃあ…、2年で、スタッフコレクション…、初めて金賞受賞。そして…、昨日も…。凄い快挙だ。…と、言うか、そもそも、スタッフコレクション自体が、4年に一度。オリンピックのような…。」

池辺、話しを聞きながら、照れるように、
「えぇ。」
そして、恐縮しまくりで、両の腕をテーブルの下で伸ばして両手を握り絞めて、
「お蔭様で。」
そして、軽く頭をペコリと。

「とにかく素晴らしい。つまりは二連覇。しかも今回からは新たな趣向での。」

「えぇ。前回とは全く。」
思わず顔を左右に。

「…と、言いますと。」
「つまり…。まず第一に。メンバーが違うんです。」

小埜瀬、
「メンバー。」
僅かに眉間に皺を。

「えぇ。…前回のスタッフコレクションの時は…。」

ウエイトレス、
「お待たせしました。」
グラスに水を。

池辺、小埜瀬に、
「小埜瀬さん。何になさいます…???…私は…、今日…は、ナポリタンの気分。」

「では、私…は。」
池辺からメニューを受け取って。
「じゃあ、私…は。…スパイス系を…。カレーで。…チキンカレーを。」

ウェイトレス、
「畏まりました。お飲み物は…???」
ふたりを交互に。

池辺、
「コーヒーを。」

小埜瀬も、
「同じく。」

ウェイトレス軽くお辞儀をして、
「畏まりました。」

小埜瀬、
「…で…???…メンバー。」

池辺、
「あ、はい。」






一旦は、電話も落ち着いた12時35分。

優維香、
「ふ~~~。何だか、インターバルがあるとまた…、掛かってくるもんね~~。」

向かい席の悠里に。
「うんうんうん。」

悠里。
「さすがに、オチオチお昼も食べられない。前回の時も…、こんな感じだったのかな~~。」

優維香、その声に、
「う~~ん。さすがに、そこまでは…。その時って私ら、まだ大学~~。」

悠里、
「確かに。…って言うか、ねね。優維香、彼…。どんな感じ…???」






「実は…。」
池辺。
「前回の時は、事業部自体が、あれだけの人数じゃ、なかったんです。凡そ、半分以下。」

「半分。」
小埜瀬。

池辺、コクリと、
「えぇ。…でも、多分、あの時の金賞受賞が切っ掛けで、今の人数に…。」

黙って池辺の話を聞いている小埜瀬。






悠里に優維香、
「小埜瀬…さん…???…と、言うか、新リーダー…???」

悠里、思わず目を真ん丸に、そして両眉を上下に。

「おっと~~。私その話、乗った~~~。」
椅子に座ったままで優維香に滑るように。そして優維香の椅子にピッタリと…瑛子。
「だ~~って~~。気になるじゃんよ~~。」

優維香、
「瑛子さ~~ん。」






池辺、
「あの時に、事業部にいたメンバーは。」

小埜瀬、
「はい。」

「部長に昇格したばかりの、真宮麟。そして、同じく、私もその時には、課長に…。」

小埜瀬、ゆっくりと頷き、
「な~~るほど。」

「…で、私たち2人の他に、今も在籍している武蔵野瑛子。」
「武蔵野…。あ~~、はいはい。」

その小埜瀬に池辺、
「えっ…???…まさか…。一度見ただけで…、メンバーの顔と名前。」
目をパチクリと…。

そんな池辺を見ての小埜瀬、逆に…。
「えっ…???……。」
そして、僅かに微笑みながら、
「え、え~~。あ、はい。…と、言うか…、これは…。ある意味…、ある人からの影響で…。」

池辺、
「凄い。社長と同じ。」

その声に小埜瀬、
「はっ…???」

「あ、いえ。…あ、はい。」
池辺、僅かに話が脱線したのに恥ずかしそうに…。
「すみません、話が逸れて…。」






瑛子と悠里、優維香の話に、
「へぇ~~~。そっか~~。なるほど。」

悠里、
「まっ。とにかく、言葉遣いはね~~~。」
頭の後ろに両手を回して、手を組んで。

優維香、
「ただ…。昨日のイベントの時のような、あのインパクトと言うか、オーラみたいなの…???」

悠里も瑛子も、いきなり優維香に顔を近づけて、
「うんうんうんうんうん。」

優維香、顔を傾げて、
「不思議なくらい。」
目をグッと、瞑って、
「全くないの。」

間髪入れずに悠里も瑛子も、口を搾って、
「なんだよね~~~。うんうんうん。」








好きになれない。   vol,064.   スタッフそれぞれとの自己紹介。

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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