「もしかして…。私と同じ…、世代…???…かな…???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「もしかして…。私と同じ…、世代…???…かな…???」
ポツリと佐津香。

その一言で…、僅か10秒ほどの沈黙が…。解けた。
…けれども、静かなざわめきが…。

そんな静かなざわめきがゲストブースにも…。
武一、耳に聞こえるざわめきに、頭の中で、
「…まっ。そうなるよな~~~。」

メンバーたちの低い声が部署内に広がる。
「何、凄っ。イケメンじゃ~~ん。」
「いやいやいや。入って来ていきなりビックリ。」
「おっきぃ~~。」
「ねねねね。芸能人にあんな人、いなかったっけ。」
「いやいやいや。まさか、まさかよね~~。」
「ねね、何歳くらいの人。佐津香さん、私同じ世代って言ってるけど…。」
「ん~~~。」

愛結美、ニコニコと、
「聞こえてるよ~~~。かかかか。」

その声で少しは…。…けれども…。

菜帆子、
「まっ。そうなるわね~~。」

佐津香も、
「当然。」


ゲストブースでね吉竹があれこれと説明している。
その説明にその度に頷いている小埜瀬。

その20分後には、吉竹、小埜瀬を連れて、
「では、参りましょうか。」
「お願いします。」

メンバーに、
「廻って来ます。」

メンバーたち、一斉に、
「お疲れ様で~す。」



廊下にその姿が消えた瞬間、
「いや~~。参ったわ~~~。何、あれ~~。凄すぎない…???」
中堅メンバーの松森静歌(まつもりしずか)。

「確かに。」
その声に続く、暮戸耀(くれとよう)。こちらも中堅メンバーのひとり。

佐津香、
「な~~んか、みんな、好印象よね~~。」

菜帆子、
「結構~~。逞しい~~かな~~。」
そして菜帆子、後ろを振り向いて、
「ねね、愛結美さん。身長…どれくらいかな~~。」

その声に愛結美、
「ん~~~。」
目をパチクリと…。考えながらも…。そして、
「あっ。でもさ。部長って…、身長、どれくらい…???」

「あ。183ですよ。」

「183…???」
菜帆子。
「高~~い。」

「…って言うか、私たちの方が、小さいんだけどね~~。」
愛結美。

「あん。それ言ったら、私なんてもぅ~~。順平君の肩まで…???」
菜帆子。

順平、目をパチクリと…、そして顔を傾げて…。
「…そんな、もんすかね…。」

菜帆子、いきなり、
「ねね。順平君、立ってみてよ。」
椅子から立ち上がる菜帆子。

順平、それに倣って。



他のメンバーたち、
「ん~~~。肩までって言うのは…、ない…かも。」
「うんうんうん。」
「あん。でも、順平君って…何センチよ。」

「172です。僕より5センチ大きいです。」
霞龍二(かすみりゅうじ)。
「僕が162だから~~。部長は183って言ってました。」

愛結美、
「へっ…???…そうなんだ。やっぱおっきぃわ~~。背ぇ高~~~。」

「ふ~~ん。身長かぁ~~。」
思わず佐津香。

「えっ…???…どうしたんですか、佐津香さん。」
菜帆子。

「ん~~ん~~???」
顔を傾げて、
「まっ。身長と言えば。うちの娘~~~。」

「あん。優維香さん。」

口を捻じ曲げて佐津香、
「ふん。もぅ~と~~っくに、私の身長なんて、追い越されてますから~~。」

「へぇ~~~。」
菜帆子、立ち上がった順平と並んで立って…。
「まぁ…。肩までってことは…ないか…。」

順平、
「ですね~~。因みに…、菜帆子さんって…、何…センチ…???」

「あん、君~~。それ言う~~???」

瞬間、順平、ほくそ笑むように、
「あ、ははははは。失礼しました。」

「ふ~~~ん。こぅ見ると~~。順平君と菜帆子さん、何かしら、姉と弟って感じだわね~~。そんな、並んで立ってるとさ~~。」
いきなり愛結美。

瞬間、佐津香、
「おっ。良くぞ言った。うんうんうん。そんな感じ。」

菜帆子、その声に、思わず体を前のめりに、そして菜帆子に右手で招き猫のように、
「ぷっ。何言ってるのよ。」
笑いながら、左手で口を押えて…。

「私にはお似合いカップルみたいに見えるけど~~。」
こちらは静歌。

菜帆子、
「ま~~た、またまた~。順平君に悪いわよ~~。こんなおばさ~~ん。」

「あっ。でも、先輩。チーフ。彼女いますから。」

瞬間、周りのメンバーたち、
「うっそ―――――――っ!!!」

途端に菜帆子、順平に、
「いるの…???」

愛結美、何故かしら、目が…点。
「あ、は…。」

そんな菜帆子に順平、
「あ、はい。」

いきなり菜帆子、不貞腐れた顔で、
「た~~くぅ~~。」
そして順平の左脇腹に右肘鉄。右目を歪めて、
「やられたよ。」

「かかかか。」
思わず佐津香、
「やられたね~~。菜帆子さ~~ん。」

菜帆子、
「ま~~ったく~~。はいはい。どうせ三十路ですよ~~。」

佐津香、小さな声で菜帆子にエール。
「がんばれ~~菜帆子~~。」

順平、
「えっ…???うそ…???…菜穂子さん、恋人…。いると思ってた。」

その声にいきなり菜帆子、
「は、あ~~~ぁあ~~???」

「いやいやいや。だって、ここ、みんな奇麗な人ばっかりだから…、僕、てっきり…。」








好きになれない。   vol,014.   「もしかして…。私と同じ…、世代…???…かな…???」

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