陽織、僅かにムクりと…。「ほんとなの、それ…。亮輔…???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ  「まっ。幸い、その場で動画を撮ってた人も…。いなかったんじゃないのか~~。…仮に、動画を撮っていても、店で勝手に動画を撮るっていうのは…。」
亮輔。

布団の中から陽織、僅かにムクりと…。
「ほんとなの、それ…。亮輔…???」

亮輔、
「あぁ~。ほんとだ。」

阿須賀も真輝も、
「陽織ちゃん。」

布団を捲って陽織、少し顔を出して…。

けれども、その顔を見た瞬間に、亮輔、
「えっ…???」
いきなり体を起こして、
「陽織ちゃん、おま…。」

真輝も、
「えっ…???」

阿須賀、
「ぇえ…???…どうした…???」

幸乃もいきなり椅子から立ち上がり、
「陽織。」

そのまま陽織、また枕に頭を…。

幸乃、慌てながらも、
「ちょっ、ちょっと、ごめんなさい。」
ベッドに。そして幸乃、陽織の額に右手を。
「そんな…。」

亮輔、真輝、すぐさま幸乃を、
「おばあちゃん…???」
「おばあさん。」

幸乃、
「凄い熱。」

亮輔も阿須賀も真輝も、
「え―――――――っ!!!」

いきなり幸乃、
「ちょっと、ごめんなさいね。」
亮輔の脇を…。

亮輔、体を仰け反らすように、
「あぁ。あ、はい。」

幸乃、部屋を出て…・。

そして…、陽織に体温計を…。



「39度。」

亮輔、
「あっちゃ~~~。」

真輝、幸乃に、
「おばあさん。すぐ、病院に…。もしかして…、風邪…???」

けれどもすぐさま陽織、
「病院はヤダ。」

その声に4人。
「あ、あ~~~。」

亮輔、
「確かに。…あんな事…、あったばっかりに…。」

真輝、
「とにかく、氷枕かアイスノン。…風邪薬。…って…。多分…、風邪だと…。」

亮輔も阿須賀も、
「あ、うんうんうん。」

亮輔、
「しっかし…。まさか…。…39度って…。」

幸乃、3人に、頭を下げて、
「本当に、ありがとうございます。」
そして、
「…で、ごめんなさい。もし、万が一にも、みなさんに。」

その声に3人、顔を見合わせて、
「あ、あ~~。」

真輝、
「うん。だ~~ね。」

亮輔も、
「まっ。話す事は話したし。俺たちはこの辺で。」

幸乃、再び頭を下げて、
「ありがとうございます。」

真輝、
「おばあさん。大丈夫。うんうん。僕たちも着いてるから。」

阿須賀、コクリと、
「だ~~ね。」

亮輔、
「ヨシ、行くか。」
そしてもう一度、陽織に向き直って、
「大丈夫だから。なっ。とにかく、元気だせ。俺たちがいる。」



そして3人は…。

亮輔、真輝に、歩きながら、
「…しっかし…。また。あれから…。…もぅ…。1週間…。それ以上…???」

真輝、
「あ、あ~~。」

亮輔、真輝に、
「大~~ぃ変だな~~。おま。」

阿須賀も、
「ほ~~んと。…好きな彼女がさ~~~。」

すぐさま亮輔、
「ばか、阿須賀、おま。心に響くだろ。」

その声に阿須賀、いきなり縮こまり、
「あ、あ~~。あぁぁぁぁ。ごめん。」

真輝、グシャリとさせて、思わず、鼻をグスリと。
「うるさい。」





そして幸乃、スマホで長篠観音総合病院に。そして、熊沢に。
一応、緊急との事で伝言を…。

その30分後には幸乃スマホに、
「熊沢、どうしました…???…また陽織さんに何か…???」

幸乃、経緯を説明して…。

熊沢、
「そう…ですか~~。けれども、病院には…。」

幸乃、頭をコクリと、
「えぇ。」

「分かりました。帰りに、汀さん。寄りましょう。往診と言う事で。」

その声に幸乃、再び頭をコクリと、
「ありがとうございます。ご迷惑を~~。」

「いいえ、とんでも…。はい。では、失礼します。」






そして…。

熊沢、陽織の熱を測って…。
「ん~~。39度。」
幸乃を見て、
「おばあさん…。」

幸乃も…。首を振って、
「下がっては…。」

熊沢、
「風邪で、間違いは、ないようですが~~。ん~~~。…しかし…。そんな事が、あって…。…まっ。精神的に…。」

幸乃、陽織を見ながら、
「亮輔さんたちは、大丈夫だ。とは、言って帰ってくれたんですけど…。」

「まっ。確かに、この間、あんな事があったんです。病院には…。少し、様子を見ましょう。」

幸乃、丁寧に熊沢に頭を下げて…。





そんな事があった事をルシアと肇、店で亮輔と阿須賀から聞いて衝撃。

ルシア、
「そんな…。」
そして、
「パパ。」

肇も、
「あぁ。大変だこりゃ~~。ママ、明日にでも…。」




そして…、翌日だった。
ある出来事が起きた。

テレビのニュースを見ていてルシア、
「えっ…???えっ…???え、え~~~???…ねね、パパ~~。」

コーヒーのお代わりをしようとキッチンに、肇。
「ん~~~???」

ルシア、
「テレビ、テレビ。」

「テレビが…。」
すると、
「おや。」

ルシア、目を真ん丸に、
「逮捕…された~~。」

肇、いきなりコーヒーカップを持ってテレビの前に。
「おっとっとっと~~。へぇ~~。」

ルシア、慌ててボリュームをアップ。

肇、
「何とまぁ~~。威力業務妨害。…それにしても、この若さで…。29だよ、29~~。あちこちで…、常習犯か~~。」

ルシア、
「何…???その…、威力業務妨害って…???」

その声に肇、
「ん~~。つまりは。だ。」








LIBRA~リブラ~   vol,187.   陽織、僅かにムクりと…。「ほんとなの、それ…。亮輔…???」

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