「何はともあれ、ありがとうございました。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「…で…、ひょんな事から…、陽織ちゃんと…、知り合い…、まして…。」
亮輔、多少也とも緊張しながらも、
「…でぇ~~。またまた、ひょんな事から…、今度は、柚香さんに。」

そんな話に熊沢、男性を見て、
「ほぅほぅ。」
そして優しそうな目で男性を見て、
「ひょんな事から…。」
けれども、キッパリと、
「はい。とにかく。」
そして男性にお辞儀をして、
「何はともあれ、ありがとうございました。」

阿須賀、亮輔の隣で、
「ねね、亮輔。」
小さな声で…。

亮輔、阿須賀に顔を傾けて、
「柚香さんが入院してた時の主治医だって。藪さんが。」

その声に阿須賀、目を丸くおちょぼ口に。そして2度の頷き、
「そういう事…。」

松峰、熊沢を見て…。

熊沢、
「あ。…で、君たちは…???」

その時、ドアが開いてストレッチャーが…。
看護師数人と池端。

池端、熊沢に、
「特に異常は見られないんですが、意識が戻らない。これから…。」

その声に熊沢、頷いて、
「分かった。お願いします。」

「はい。」

松峰、男性に、
「あの。」

阿須賀、その医師を見て、思わず赤面に。そして口に両手を当てて、頭の中で、
「…何…???ヤダ。かっこいい。山本耕史ばりじゃん。」

熊沢も男性に頭を傾げて…。

亮輔、
「あ、はい。染谷亮輔と言います。」
そして阿須賀を見て。

阿須賀、ふたりにペコリと頭を。
「広戸阿須賀…と、言います。」

熊沢、
「染谷…さんと…。」

松峰、
「広戸…、阿須賀…さん。」

阿須賀、真っ赤な顔をして、
「凄っ。名前、すぐ…。」

熊沢、
「…で…???」

瞬間、亮輔、腰を低くして、
「あ、あの~~。その前に…、陽織ちゃん…、これから…。」

松峰、
「意識消失。」

熊沢、
「えぇ。まだ…、意識がない状態です。体には特に異変は…。…とは、言え…。今は…、陽織さん…???…とにかく、今、これから…、MRI検査に…、少々、お時間は掛かりますが…。」

亮輔、話を聞いて、
「大体…、どのくらい…???」

「数時間は…。」
「そんなに…???」

「えぇ。CTの方が、早い時間で済みますが、放射線を使用します。逆にMRIの方は磁石と電波での撮影となります。しかも、MRIの方が、詳細が…。」

亮輔、少し考えながら…。
「そう…、ですか~~。……。あ、私たち…。」

そこで阿須賀を見て、
「実は、3人で大学の講義の後、店で話を…。…その後、店から出て…。…って言うか…。」
目をキョロキョロと…。
「…つまりは…、陽織ちゃんに…。」

熊沢、
「今も、陽織さんのまま。」

阿須賀、
「私たち、友達になっちゃってて…。」
ニッコリと。
「同じ、大学でもあるから。」

熊沢、
「えぇ。」
そして松峰を見て、
「嬉しいですよね~、松峰先生。」

松峰もニッコリと、
「ええ。確かに。」

亮輔、
「…で、店から出て通りを歩いていたら、空から凄い音が。」

阿須賀、
「ヘリコプター。」

熊沢、
「おや。」

亮輔、
「…で、3人で空、見てたら、いきなり陽織ちゃん、倒れて。」

阿須賀、顔を傾げて、
「もしかして…、眩しかった…???」

熊沢、
「うん…???」

松峰も、
「熊沢先生。」

熊沢、女性に、
「すみません。お嬢さん。…あ、いや…、失礼。広戸…さん…???…でしたか…???」

阿須賀、目をパチクリと、
「あ、はい。あの時、亮輔は私、陽織ちゃんの前を…。私と陽織ちゃんが大体…。60センチくらい離れて歩いて…。…で、ヘリコプターの音で空を…。その時、ビルの窓に太陽の陽が反射して…。…その瞬間です。いきなり陽織ちゃんが頭をカクンとして…、倒れ…。」

亮輔、
「えっ…???そうだったの…???」

阿須賀、亮輔に、頭をコクリと、
「うん。」

松峰、熊沢に、
「普通…、陽の光が窓に反射して、倒れる…とは。」

熊沢も、
「えぇ…。」

「もしかして…。衝撃…???」
ポツリと亮輔。

熊沢、
「衝撃…???」

松峰も、
「うん…???」

亮輔、ふたりに、
「あ、いえ…。真輝から聞いた話なんですけど。」

熊沢、
「真輝君。あ、はい。…と、言いますと…、染谷さんは…、真輝君と…???」

「あ、はい。同じ大学です。」

「あっ。そうか。」
左手の平に右握り拳を、
「そうなるか。柚香さんも真輝君とは同じ大学。」
頷きながら、
「柚香さんと陽織さんとで、みなさん、お知り合いに。」

亮輔も阿須賀も、
「あ、はい。」

亮輔、
「…で、真輝が言うには、陽織ちゃんが柚香さんに戻る時は、何かしらの衝撃があるみたいって…。実際、そういう事、起きてるんです。」

熊沢、話を聞いて、
「はぁ、はぁ、はぁ。…なるほど…。」

松峰、
「まっ。確かに、医学的にも、衝撃療法と…、言うのが…、ありますが…。…けど…。今回の場合は…。」

熊沢、腕組みをして、
「う~~~ん~~。」

亮輔、
「あ、すみません。また…スマホで…。連絡しないといけない人が…。」

熊沢、その声に、
「あ~~。はいはい。」

松峰、
「是非、お願いします。」








LIBRA~リブラ~   vol,173.   「何はともあれ、ありがとうございました。」

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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