女性と一緒に食券の自販に、
「おっかしぃなぁ~~。確かにあの子~~。間違いないんだけどな~~。」
柚香、大学の友達2人とお喋りしながら、そして笑いながら弁当を食べている。
深夜である。
都内のバー。カウンターの中、バーテンダーの男性、
「陽織ちゃん、3番さんに生、お願いね~~。」
陽織、
「は~~い。」
そして、その席に生を…。
客の男性、
「あ、ありがと。うんうん。サンキュ~ね~~。」
そして男性、
「ママ、いい子、入ったね~~。」
すると、ママと言われた女性、
「違うよ、その子~~。店員でもバイトでもないよ~~。でも、ふふ。可愛いでしょ~~。駄目よ~~。惚れちゃあ~~。」
ママと言われたこの女性、日本人女性ではない。
そして陽織も、男性客に、
「はい。私、店員でもバイトでもありませ~~ん。」
すると客の男性、
「え~~???…一体…、どういう事~~???」
陽織、
「私…、お金、もらってないので…。」
「お金…、もらってない…???…って…???」
深夜0時を少しだけ回っている。
ここは、ある駅の近く。サラリーマンやオフィスレデイ、
それに大学生も訪れるレストラン&バーである。
朝まで営業している。
「ちょっと彼女~~。このワイン、もう一本、いいかしら~~。」
陽織に。
陽織、
「は~~い。分かりました~~。店長~~。」
店長と呼ばれた男性。バーテンダーである。
「あいよ。」
席は20席ほどあるが、この時間で殆ど満席に近い。
ママと言われた女性、
「ふん。陽織ちゃんが手伝ってくれて、大正解だね~~。」
カウンターの中のバーテンダーも、その女性に、
「そのようで…。まっ、例え3時間であろうとも…。」
女性、
「ねぇ~~。」
陽織、店の手伝いをしながらも、少し時間があれば隅の方で、お酒とスナックを。
「ふふ。お~~いし。」
そして…。午前3時。
陽織は幾分客が落ち着いた店を、女性と男性にお辞儀をして出て行く。
女性、
「またね~~。」
陽織、
「ありがとうございました~~。」
陽織、店の中では全く異なる洋服を着ていたが、
今はまた家から出て来た洋服に着替えている。
そして、一路来た道をそのまま。時には駆け足で…。
そして、家に着けば、それこそ静かに自分の部屋に。
そして、パジャマに着替えてベッドに潜り込むのである。
日曜日に汀家のリビング。愛実が遊びに来ている。
幸乃、
「はいはい、メグちゃん、いらっしゃい。ささ、どうぞ~~。」
愛実、
「わ~~お、美味しそう~~。いっただっきま~~す。」
愛実、更に盛り付けてあるカスタードプリンを一口。
「ん~~~。」
目を真ん丸にして、そして、いきなり細くして、
「ふふ。お~~いし。」
「んふ。じゃ、私も~~。」
柚香。
幸乃、
「うんうん。じゃ、ゆっくりね~~。」
愛実、顔をコクリと、
「ありがとうございま~~す。…で、で…、ユズ~~。…その…、朝になって、目覚めると、頭が痛いっての…。」
その声に柚香も、
「うんうんうん。…でも…。」
顔を左右に振りながら、
「全然、分かんないよ~~。今までこんな事~~。もぅ~~。さっぱりだよ~~。なんなんだろ~~。あれから2週間以上経ってるけどさ~~。…けど…。そういうのが…、毎日じゃないから、余計、変なんだよね~~。…例えば、これが。毎日だったら、完璧に…、病院、精神科行き~~。」
その声に愛実、思わず、
「ぷ。何バカな事言ってるかな~~。」
柚香、
「だ~~って~~。とにかく、不規則なんだも~~ん。」
愛実もプリンを食べながら、
「う~~~ん。…なんとも、その…不規則…つぅのが…、厄介だね~~。」
その時、柚香のスマホにライン。
いきなり柚香、
「わっ。」
瞬間、愛実、
「えっ…???」
柚香、思わず慌てて、自分のスマホを大事そうに右手で持って体の前でクロス。そして、
「あ…。は…。ははははは…。」
顔を傾げて、照れ笑い。
「な~~んでも…。」
「ない。」
愛実、いきなり右目を歪めて、柚香を見て、
「…んな訳、あるか~~~。」
そして、窓を見て、右手を窓に、
「あっ。流れ星。」
瞬間、柚香、
「うそっ。どこ…???」
すかさず愛実、柚香の右手からスマホを奪い取り、画面を…。
途端に柚香、
「わっ。ずる~~い、メグ~~。」
愛実、
「シッシッシッ。お昼に流れ星、ある訳ないでしょ。…って…、ほぅ~~。真輝君。…なんと…。いつの間に…。」
そして愛実、
「…って、言うか…、誰…???……って、聞くのも変だけどさぁ~~。」
柚香にニコニコと…。
柚香、観念したように、
「あ~~ん。ほら、病院で知り合ったの~~。」
「病院で…???」
「ほら。売店で会った~~。」
愛実、目をキョロキョロとさせて…。そして、次の瞬間、
「あっ。あ~~、あ~~。うんうんうん。あの人~~。はいはいはい。何とか…、覚えてる~~。」
「あれから病院で、また会って~~。偶然に~~。」
愛実、口を尖らせて、
「ふん。」

LIBRA~リブラ~ vol,025. 深夜0時を少しだけ回っている。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
《PR》
庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。
