そんな和歌葉の話を聞いて千晶、茉祐子を見て、
「マユ…。」
茉祐子、まだ口を尖らせたままで…。
千晶、
「マユ…、言っていい…???」
その声に茉祐子、小さくコクリと…。
千晶、少し顔を上げて、
「マユ…、霧島さんの事…、好きなんだよ。」
その一言に巴も和歌葉も、
「!!!!」
巴、
「えっ…???…えっ…???」
和歌葉、目を真ん丸く…、
「え――――――――っ!!!!」
ダニエル、口を真一文字に、フライパンから料理を皿に…。
ルーシーはそんな茉祐子を笑顔で、首をコクリと…。
巴、
「わっ。わわわわわわ。」
そして、声を小さく、
「き…、きりしま…さん…って…。い…、いや。いやいやいや。え~~~~。」
和歌葉、小さく、
「凄…。」
すると今度は和歌葉、目をキョトンと、
「ふん…???」
そして、
「ハハ。茉祐子~~。凄~~~~い。」
茉祐子、そんな和歌葉に、
「えっ…???」
和歌葉、
「うんうんうん。凄い、凄いよ茉祐子~~。」
そんな和歌葉を見て千晶、
「わ…和歌葉…。」
「凄いじゃん、茉祐子~~。霧島さんなんて…。」
ルーシー、そんな和歌葉に、
「ワオ。」
「凄いよ、霧島さんなんて、物~~凄い、優しい。しかも…仕事が出来る。物凄い感性持っている人って…、私、思うもん。それに…、私、一緒に仕事していて、楽しかったし。こんな私にだって、物凄い気を遣ってくれたの。…だから、こういう人と付き合える人って、凄い羨ましいって思ってた。」
その声に千晶も茉祐子も巴も、和歌葉を見て、
「和歌葉…。」
「うんうんうん。私だったら、そんな茉祐子、断然応援しちゃう。…それに…霧島さん、かっこいいもん。」
そこまで話して和歌葉、思わず舌をチロリと…。
「まっ、私じゃ…、ちょっと…役不足だけど…。」
そんな和歌葉に茉祐子、途端に、右手を振り、
「いやいやいや和歌葉、そんな事ない、そんな事ない。」
そんな茉祐子の声に和歌葉、
「…って言うか、私…。…もし…霧島さんだったら、普段の私じゃいられない…。そんな気…するから…。もぅ~~。畏まって、畏まって…。逆に霧島さんに迷惑掛けちゃうって…。」
そこまで言って、和歌葉、自分の頭を撫でて、
「てへ…。」
ルーシー、
「マユコ~~。ウンウン、キリシマ~~。ナイスガ~~イ。」
思わず赤くなる茉祐子。
その時、和歌葉、
「あっ。…ってぇ事はさ。…わお。この時点で、瑛輔…、茉祐子にその思い…、届かずって…事に…。」
途端に千晶、
「まぁ…。」
目をキョロキョロと、
「そういう…事に…。なるの…。」
3人を見て…。
「…かな~~???」
茉祐子、口を尖らせて、真っすぐ前を…。
和歌葉、
「そう……、なるのか…???」
巴は頭を傾げて、左手中指を頭の左側に付けて上を向く。
「な~~に来栖~~。そんな仕草~~。…それに、だんまりで~~~。」
茉祐子と千晶、
「ふん…???どしたの…来栖ちゃん…???」
いきなり振られて巴、
「へっ…???あぁ、うん。いや…。いやいやいや。なんでもないけど…。そっか、そかそか。茉祐子が霧島さん。…で、瑛輔…、振られたか~~。可哀想にねぇ~~。瑛輔…。」
その声に和歌葉、
「は…ぁ…???どういう意味よ、来栖~~。」
巴の横顔を見て和歌葉…。
茉祐子も千晶も、
「……???」
瞬間、和歌葉…、
「うそ…。」
何も言わずに巴、そんな和歌葉に顔を…。
和歌葉、
「来栖、あんた…、もしかして…。もしかして…あんた。」
巴、そんな和歌葉に、
「な…、なによ…。」
口を尖らせて…。
和歌葉、思わずニッコリと…、
「来栖ちゃん、あんた…、瑛輔が…好き。ねね。」
巴の顔に近づいて。
瞬間、茉祐子と千晶、
「!!!!!」
茉祐子、
「うそ…。来栖…。」
千晶、
「来栖…、あんた…。」
目を真ん丸に…。
両目だけをクルリと巴、口を尖らせて…。すると、傍の和歌葉に、右手を上げて、
「な~~に言ってるかな~~。…ったく~~。」
和歌葉、
「えっ???えっ???…そのリアクションって…、来栖、あんた。…前に、私に…、論外って…。」
巴、口を尖らせて…。そして数秒、黙ったままで…。
千晶も茉祐子も、そんな巴を見て、
「……。」
巴、ボソリと…、
「な…、なっちゃったものは…。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.217 「マユ…、霧島さんの事…、好きなんだよ。」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
《PR》
庄司紗千 きっと大丈夫
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
