千晶、途端に畏まったような姿勢で…。
その時、ルーシー、
「コーヒーノ、オカワリ~~。」
凛久、
「あ、ありがとうございます。」
千晶も、
「あん、ルーシー、ありがと。うん。ごちそうさま~~。」
ルーシー、ニッコリと、
「ゴユックリト、ドウゾ~~。」
そして10数分後…。千晶と凛久、互いにレジに…。そして、店を出て…。
凛久、千晶に、
「じゃ。」
右手を上げて。
千晶、凛久に、お辞儀をして、
「ありがとうございました。」
会社に向かう千晶、頭の中で凛久とのさっきまでの話を思い起こし、頭の中で、
「…妹みたいな感じでしか…。」
そして声に出して、
「かぁ~~。マユ~~。」
そして千晶、エトランゼの玄関で凛久から言われた言葉。
「茉祐子さんには…、この事…。」
千晶、その声に少し躊躇して…。
「ん~~~。でも…、結局は…いずれ、マユにも、この事は…。…それだったら…。」
そして千晶、
「多分、マユと、これからも…一緒に会う…。」
そこまで聞いて凛久、
「ふぅ~~。えぇ…。多分…。」
「だったら…。」
千晶、その言葉を口に出して…。…けれども…、
「お願い、霧島さん…、マユの事…、大事にしてあげて…。」
その声に凛久、
「えぇ…。それはもぅ…。」
そして凛久は千晶に手を振る。
ビルのエントランスに入って千晶、口を尖らせて…。
けれども、今度はシャキッとして、
「あ~~ん、もぅ…。」
エレベーターに乗って、壁に背中を…。瞬間、
「わっ!!!ヤバッ!!!肝心なこと…、聞きそびれた~~。」
そして誰もいないエレベーターの中、千晶、右足を上げていきなり床に。
右手も同時に、
「あん、もぅ~~。羽田さんがいなかったから、チャンスだったのに~~。霧島さん、誰か好きな人いるのか、聞きそびれた~~~。」
セールスプロモーション部に戻ってきた千晶に茉祐子と巴、
「あん。ライチ~~。おかえり。」
「おつかれ~~。」
千晶、途端に、
「はい。ただいま~~。」
茉祐子、
「どうだった…???霧島さんとの打ち合わせ…???」
その声に、
「うんうん。OK。問題なし。」
「は~~ん。私も、ナターシャ、一緒になんないかな~~。」
ブスッとした顔の巴。
瞬間、千晶、
「へっ…???」
目をキョロキョロと…。
すると茉祐子、
「あっ。」
…と、千晶も、茉祐子と顔を見合わせて…。そしてふたり共に、
「な~~るほど~~。」
千晶、
「まっ、確かに、私とマユ、それに和歌葉も…、ナターシャの取材。」
口をぐんにゃりと、けれどもニッコリと…。
茉祐子、
「ん~~。来栖ちゃん…だけが…、まだ…、なんだよね~~。」
その声に千晶、
「でも…来栖ちゃん、4月からここに配属んなって…。まだ…担当…。…でも、うんうん。頑張ろ、頑張ろ。」
その時、いきなりドアを開けて入ってきた瑛輔、
「や~~べぇ…。ひぇ~~。やっと着いた~~。」
瞬間、後ろを振り向く3人。その他のスタッフも瑛輔を見て…。
勇吾、
「遅ぇぞ~~瑛輔~~。昼休み…、過ぎてんぞ。」
息せき切っての瑛輔。
そんな瑛輔を見て千晶、そして茉祐子に巴、
「かかかか、瑛輔~~。汗びっしょり~~。」
「なになに、瑛輔~~。何処行ってたのぉ~~。」
「おぃおぃ、われらがルーキー。」
そんな声に瑛輔、
「あっ。あははははは。…ちょっと…。」
恥ずかしそうな…、そして困ったような顔をして…、
「ちょっ…、考えが…甘かった…かな…。あはははは。それに…、雨…、降って来ちゃって…。」
その声にスタッフたち、窓を見て…。
「あっ、ホントだ。」
凛花、朱莉。
迅、
「おぃおぃ、結構降ってきたぞ~~。」
茉祐子、
「かかかか。瑛輔~~。そんなグッタリして午後から仕事、大丈夫~~???」
そんな茉祐子に瑛輔、滅茶苦茶照れながら、笑顔で頭を傾げてまで、
「あ~~。いや~~。あっ、はい。大丈夫です。はい。すんません。」
そんな瑛輔を見て、スタッフたち、
「えっ…???」
そしてそれぞれ、顔を見合わせて…。
千晶や茉祐子、そして巴も、目をパチクリさせながらお互いを見合わせて。
そしてスタッフたち、
「ぷっ!!!!」
迅、今のみんなのリアクションに、
「えっ…???今のって…???」
凛花、可笑しさを堪えられず…。
朱莉、
「わ~~お。」
勇吾は、
「おぃおぃおぃ。」
和歌葉、右左見ながら、
「え…???えぇぇぇぇぇぇ…。うそでしょ。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.214. 千晶、途端に畏まったような姿勢で…
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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。
