翌日、夢乃とスコットは午後から薫子の料理教室に…。
スコットの風貌に料理教室のスタッフ、そしてレッスン生も圧倒され、
スコットは何人かに握手を求められていた。
穂成美も健匠も、
「凄~~い、なんともダイナミック。」
薫子も、夢乃を見て、
「凄いね~~。彼。」
夢乃、ニッコリと、
「ありがとうございます。」
恵津子、
「彼女の…旦那様になるって…。いやはや…。凄い。医学生ね~~。わ~~お。」
そう言いながらも薫子に恵津子、
「先生~~。先生も…頑張んなきゃ~~。」
その声に薫子、途端に、
「はぁ~~あ…???」
そして、その後、夢乃とスコット、電車を乗り継ぎ、今度はエクレールのあるビルへと…。
そこでもスタッフ一同、スコットに圧倒され…。
「凄~~い。」
「デケ~~。」
結構体格のいい迅すらも、
「凄ぇや。まるでハリウッド…、映画スターだぜ。」
茉祐子も、その風貌に絶句。夢乃に、
「本当に…凄い。」
愛耶乃は、思わず、
「クククク。ダニエルみたい…。」
茉祐子、会社の中をいろいろと案内し、そして一旦ふたりとは別れる。
ふたりはその後、茉祐子から言われたエトランゼに…。
そこではダニエルとルーシーに歓迎され…。
そこから夢乃とスコットはしばし、時間の許す限り、近場の東京見物。
そしてまたエトランゼに戻り茉祐子たちと合流。
会話が賑わう。
巴と和歌葉、
「すんごい羨ましい~~。」
「ねぇ~~。」
「それにしても、日本語、上手よね~~。」
結月。
「うんうんうん。まっ、でも、ダニエルとルーシーも…、日本語…喋ってるから…。」
和沙。
そんな和沙に結月、
「でもさ。ダニエルとルーシーは、日本にいてだから…。彼は今もしっかりと…、オーストラリアで…。」
「あっ、そっか~~。うんうんうん。そういう意味じゃ、うん。全く環境…違うか~~。」
今日は、ひとりでカウンターで飲んでいる瑛輔。
そんな瑛輔に千晶、茉祐子の傍から、
「珍しいじゃん、瑛輔~~。ひとりなんて…。勇吾は~~???」
そんな女性の声に夢乃、
「へっ…???勇吾って…???」
瞬間茉祐子、
「わっ!!!」
そして千晶の左肘を右肘で突っついて。
夢乃、茉祐子に、
「私のいとこにも勇吾っているけど…。」
スコット、夢乃を見て、
「フ~~ン~~。」
瑛輔、
「先輩、デートじゃないっすかね~~。」
後ろのテーブル席でその声に結月と和沙、
「ふ~~~ん。そっか~~。」
その時、玄関のドアが開き、ふたりの男女。
ルーシー、
「ハ~~イ。キリシマ~~。ユリ~~。」
そんなルーシーの声にビクンとして後ろを振り向く茉祐子。
それに合わせて千晶も…。テーブルの4人も…。
侑里、
「はは。や~~っぱりいた~~。茉祐子ちゃんたち。」
千晶、
「こんにちは~~。」
茉祐子、凛久を見て、いきなり顔を赤く…。
そんな茉祐子を見て侑里、左手をひらひらと。
茉祐子、軽くお辞儀をして…。
自然に、千晶の隣に凛久。その隣の、カウンターの端に侑里。
侑里、茉祐子の隣の見掛けない女性、そして男性を見て、ルーシーに、
「なんだか…、物凄いよね、アメリカ人…???」
その声にルーシー、
「ア~~。ウウン…、オーストラリアジン。」
その声に凛久、目を真ん丸に。そして口を尖らせて、茉祐子に目を…。
そして女性と男性を見て、小さく2回程頷く。
その素振りを見て侑里、
「ふふん。何か、あのふたり、知ってる…???…もしかして…、茉祐子ちゃんに聞いている…なんて…。」
凛久の右耳に囁くかのように…。
凛久、口を真一文字に…、
「ふん。まっ、茉祐子さんの…従妹さん…。…で、もしかしたら…、その隣が、その従妹さんの彼氏…。」
小さな声で凛久、隣の千晶には聞こえないように侑里に囁く。
侑里、頷いて、
「な~~る。」
そして、
「ねね、茉祐子ちゃん、彼女と彼、紹介してくれる~~???」
ニッコリと…。
千晶、その声に、茉祐子を見て、
「うんうんうん。それいいよ。いいよ、マユ。」
茉祐子、
「あっ。あ~~。」
夢乃と千晶、そして凛久と侑里を見て…。そしてスコットを見て。
「じゃあ~~。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.208. 翌日、夢乃とスコットは午後から薫子の料理教室に…。
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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。
