それから1時間後…、今度は凛久から薫子にライン。
けれども、そのラインを薫子はリアルで見ることはなく…。
授業が終了した後に…。
「あは。ライン、来てたんだ…。」
そして、すぐさま。
「わざわざ、ありがと…。うん。茉祐子からもライン、来てた。ありがと…。」
その夜、仕事を終えて、千晶や巴、そして和歌葉から…背中を押されて、エトランゼに…。
「ルーシーとダニエルに報告しなっきゃ。」
茉祐子に千晶。
茉祐子、
「う…、うん。」
エトランゼのドアを開けて…。
すると、茉祐子の顔を見て、いきなりルーシー、
「マユ~~。」
「お~~と、来た来た~~。」
勇吾である。瑛輔も3人の顔を見てニッコリと。
そして…、そんな勇吾と瑛輔の席の…、隅の方には…。
「おや。来ましたね~~。」
侑里である。
その隣には凛久。ふたり共に、店に入ってきた3人を見て…。
「お疲れ様~~。」
千晶に茉祐子、巴に和歌葉、
「わ~~お。」
千晶、にこにこと、
「いやいやいや。羽田さんに霧島さ~~ん。」
侑里、
「先に来てるよ~~。」
千晶、
「おやおや。…って言うか、勇吾も瑛輔も…。かかかか、早いわ、あんたら。」
ルーシー、
「モゥ~~。ナイショニシテテ~~ライチ~~。マユ~~。」
残念ながら、ダニエルとルーシーは、茉祐子がCМに出ることは…知らされてなかった。
ルーシーは凛久に、
「キリシマ~~…。」
思わず睨むような顔で…。
「ハタサ~~ン。」
侑里、ルーシーを見て、
「えっ…???私の名前…???」
ダニエル、
「トウゼン、オボエテマスヨ~~。」
侑里、そんなふたりに思わず恐縮して、頭を下げて、
「恐れ…いります。」
舌をチロリと…。
ダニエル、
「トニカク、マユコガCМニデル。スゴイコトダヨネ~~。」
その声に凛久、ニッコリと頷いて、
「えぇ…。その通りです。とにかく、素晴らしかったですよ。成宮さん。」
茉祐子の顔を見て、ルーシーとダニエルの顔を見ての凛久。
千晶と巴、笑顔で…。
そして茉祐子、そんな凛久に少し顔を赤らめて、ペコリとお辞儀をして、
「ありがとうございます。」
侑里、凛久の隣でニッコリと…。
それから30分後には結月、そして和沙。
千晶、
「かかか、来た来た。」
その15分後には…、朱莉と凛花、そして迅に愛耶乃と…。
侑里、
「あらあら。」
迅と愛耶乃、
「おやおや。」
「まぁ…、霧島さん、それに侑里も…。」
侑里と凛久、そんな愛耶乃と迅に椅子から立ち上がり、お辞儀をして、
「お疲れさまでした。」
愛耶乃、
「うん。お疲れ…。今日はありがとう。」
凛久、
「こちらこそ、ありがとうございます。」
茉祐子の顔を見て。
愛耶乃、ニッコリと。
「茉祐子にとっては、初の晴れ舞台だったもんね~~。」
迅、周りを見渡して、
「まずは、大きな仕事の始まりとしても…、乾杯…しますか…。」
既にそれぞれには飲み物が…。
迅、ジョッキを持って、
「羽田さん、霧島さん、今後ともよろしく。」
侑里と凛久、そんな迅にお辞儀をして。
一同、
「かんぱ~~い。」
和やかな会話が始まり、それぞれが食事を…。
やがて、茉祐子のスマホにライン。
「あっ、おかあさん。」
千晶、
「ん~~、薫子さん…???」
茉祐子、
「うん。」
そして、
「今…、エトランゼにいる。セールスプロモーション部のみんなと、羽田さんと霧島さんも一緒。ちょっと遅くなる。」
送信すると…数分後には返信。
「うん。楽しんでらっしゃい。」
愛耶乃、立ったままで凛久と侑里の傍で話しながら…。
その時凛久のスマホにライン。凛久、
「うん…???」
そして侑里と愛耶乃が会話をしているのを見て、スマホの画面を…、
「茉祐子ちゃんをよろしく。エトランゼでご一緒とか…。楽しんで…。」
その内容に凛久、目を丸くして、頭の中で、
「…わ~~お。」
スマホの画面を見てニッコリと…。
そんな凛久の顔を逃さずに侑里、
「ん~~???どしたの、霧島君、なんだか…ニッコリと…。」
愛耶乃、そんな侑里の声に、凛久を見て、
「うん…???」
凛久、
「あっ、いやいやいや。」
侑里、瞬間、茉祐子の方を見て…。
けれども茉祐子はスマホを持たずに隣の千晶と笑いながら話をしている。
愛耶乃、侑里に、
「じゃ、そんな訳で…。」
侑里、
「はいはい。了解。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.165. 「ルーシーとダニエルに報告しなっきゃ。」茉祐子に千晶。
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