茉祐子、店に入った途端に、
「わお。スッテキ~~。」
客を見て、女性に近づくウェイトレス。
茉祐子、
「あの、待ち合わせなんです。2階に…。」
ウェイトレス、
「あっ、はい。こちらにどうぞ。」
モダンな木製の階段まで案内してくれる。
「こちらからになります。どうぞ。」
茉祐子、
「ありがとうございます。」
2階に上がると、さすがに客は少なく…。3席ほどが埋まっている。
その中に侑里と凛久。
侑里、2階に上がってきた茉祐子を見て手を振る。
凛久も右手を振り、頭をコクリと…。
茉祐子、ふたりに近づき、お辞儀をして、
「お世話様です~~。」
侑里、
「ごめんなさいね、忙しいのに~~。」
「あ~~、いいえ…。」
侑里、茉祐子を椅子に座るように…。
茉祐子、お辞儀をして椅子に座る。そして見回して、
「素敵な…お店ですよね~~。」
侑里、その声ににっこりと…。
「編集部の人たちも…、ここ、結構使ってるの…。」
「へぇ~~。そうなんだぁ~~。」
「あっ。成宮さん…何…飲む…???」
そこまで言って侑里、
「あっ。」
舌を出して…、
「それより…、お腹…空いたよね~~。私たちも…これから…なの…。良かったら…。」
茉祐子、その声に、
「あっ。あ~~。」
侑里、ニッコリと。凛久も茉祐子の顔に笑みを…。既に凛久はビールを…。
有里は…レモンサワーだろう…。
侑里、茉祐子の前にメニューを。
茉祐子、
「ありがとうございます。」
そして…。それぞれ好みのメニューを選んで…。
侑里、
「成宮さん…、忙しいでしょ。」
そんな声に茉祐子、
「うんうん。羽田さんも聞いたでしょ、篠田真理とのコラボ。」
侑里、途端に、
「うんうん。エトランゼで、本部長と…。」
そして凛久を見て、
「川邉さん…だっけ…。篠田真理のアシスタント。」
茉祐子、
「うんうん。そうなんです。アイリーンとの…。」
ウェイトレスが茉祐子の前に、
「お待たせしました。」
レモンサワーを。
侑里、
「じゃ、とにかく…、成宮さん、乾杯。」
茉祐子、
「すみません。いただきます。」
凛久もジョッキを持って。そして仕事の話の途中で、それぞれにオーダーしたメニュー。
侑里、
「ヨシ。まずは…頂きましょう。」
ニッコリと。
ここに来て、余り言葉数の足りない凛久も笑顔で…。
凛久、茉祐子に笑顔で、
「うん。いただきます。」
茉祐子も、
「いただきます。」
そして、一口食べて茉祐子、
「うんうん。お~~いしぃ~~。」
侑里、
「…でしょう~~。」
食べながら…。侑里、
「うんうん。…で、成宮先生の番組…。」
茉祐子、
「うんうん。そうなんですってね~~。物凄い、楽しみ~~。」
凛久、茉祐子の声に、
「うんうん。」
茉祐子、凛久に、
「霧島さん、おかあさんの仕事。よろしくお願いします。」
そんな声に凛久、右手を振って、
「いやいや。成宮先生のお蔭ですよ。僕らも…しっかりと…お仕事できる。」
茉祐子、
「ありがとうございます。」
そして、3人共に、しっかりとメニューを食べ終わって…。
茉祐子、にっこりと、
「うふ~~ん。美味しかった~~。」
侑里、
「ふふん。エトランゼ…、さぁ…。どっちが~~???かかかか。」
その声に茉祐子、右目を瞑って、
「かぁ~~~。羽田さん、それ…言いますか~~。かかかか。」
侑里、
「はははは。ごめ~~ん。ふふ。ルーシーとダニエル。さすがは…。凄いよね~~。料理。それに…日本語。」
茉祐子、
「うんうん。」
凛久、
「……。僕も…、ルーシーとダニエルには…、お世話になってます。」
ニッコリと…。
そんな凛久を見て茉祐子、笑顔で…。
そして…数分後、侑里。
「さて…と。」
茉祐子、羽田を見て…。
そして凛久も…、
「んんんん…。」
侑里、
「あのね…、成宮さん。」
茉祐子、
「あっ。…はい。」
凛久、思わず口の中の物をゴクリと…。
侑里、
「実は…、成宮さん…。あなた…。」
茉祐子にニッコリと。
茉祐子、
「……。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.149. 茉祐子、店に入った途端に、「わお。スッテキ~~。」
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