迅、
「食べてて、次、行くから~~。」
凛花、
「うんうん。お~~いし。」
愛耶乃、
「マリネねぇ~~。ん~~~。」
そしてまた10分後…。
「朱莉~~。」
「ほぃほ~~い。」
朱莉、カウンターに。
「今度は何…???」
「ん~。まぁ…肉系のメインでもあるんだけど…。ありあわせだから…。チキンとマッシュルームのアンチョビガーリック…って、奴かな~~。みんなで摘まんで食べて…。」
朱莉、匂いだけで…。
「ん~~。納得~。」
朱莉、テーブルに、
「チキンとマッシュルームのアンチョビガーリック~~。」
凛花、
「はいは~~い。」
迅、鍋にパスタを…。
愛耶乃、
「かかかか。これだけでも私は嬉しいわ。」
ワインを飲みながら…。そして一口、
「ん~~。最…高っ!!!」
4人…共にお喋りをしながら…。
そして…。
再び迅、
「朱莉~~。これ持って~。」
「はいは~~い。」
そして迅はトレイにパスタ料理を…。
朱莉、
「ん~~。これは…サーモン。」
「そっ。…んで、こっちは、パスタ。」
「うんうん。」
愛耶乃、
「わお。テーブルに置ける~~???」
迅、
「かかかか。残ってるやつ、小皿に入れて。ほぃ。」
朱莉、
「サーモンのイタリア風…???…で、これが…。」
迅の持つトレイからテーブルに…。
迅、
「ベーコンとトマトのパスタ~~。」
芙美、
「はいはい。食べて、食べて~~。」
凛花、両手を合わせて、
「またまた、頂きますっ。」
その時、
「ママ~~~。」
右目を擦りながら…。
芙美、
「あっ。かかか。美稀(みき)、起きちゃったか~~。」
愛耶乃と凛花、
「こんばんは~~。」
するとまだ目を擦りながら美稀、
「こんばんは~~。」
芙美、
「ふふ、トイレね。」
迅と芙美の一人娘、榛名美稀(はたなみき)、
小学2年になったばかりの、7歳である。
迅、
「美稀~~???」
美稀に歩み寄りながら…。
美稀、父親を見て、
「パパ、帰ってたんだ。お帰り~~。」
「うん、ただいま。トイレ…???」
美稀、頭をコクリと、
「うん。でも、ひとりで大丈夫。」
迅、
「おぅ。」
トイレから出て来るのを待つ迅。
愛耶乃、芙美に、
「起こしちゃった…???」
そんな愛耶乃に芙美、首を振って、
「ううん…。いつも…、このくらいの時間には…トイレ…起きちゃうから…。」
そして美稀、トイレから出て、迅に手を振り、
「パパ、おやすみ~~。」
迅も美稀に、
「おぅ。おやすみ。」
「わお。しっかりしてる~~。ん~~。」
凛花。
そして30分後、しっかりと料理は残らずに…。
食器を洗う芙美。その芙美に手伝う朱莉。
「それはそうと…。また霧島さんの話しになっちゃうけど…、愛耶乃、彼に誰か…好きな女性…???」
迅。
その声に愛耶乃、
「あ~~、うん。…けど、侑里に聞くと…、なんだか…いないみたい。」
凛花、
「あら…。私、てっきり、女性の方が、放っておかないって…思ってたけど…。」
「どうやらね~~。然に非ず~。今まで男性社会で、出会いがなかったそうな…。」
朱莉、その話しに、洗い終わった食器を布巾で拭きながら、
「あ~~。それなら、茉祐子なんて、私…良いと思ったんだけど~~。」
迅、咄嗟に、
「お~~。茉祐子かぁ~~。」
凛花、
「あっ、いいかも…。」
愛耶乃、
「私は…川邉さん…、いいかな~~っと、思ったんだけど~~。…でも。」
凛花、
「…でも…???」
「うん。かかかか。思わず見当違い。彼女、子持ちだった~~。」
「へぇ~~。子供…いたんだ~~。」
「うん。まだ、2歳だって…。…けど、結婚指輪…、してなかったんだけど…ねぇ…。」
迅、
「おや…。」
凛花、
「ねね、朱莉~~。でも…、どうして…茉祐子~~???」
キッチンに顔を向けて。
その声に朱莉、
「うん。だって…、サラサの記事。あれって…、茉祐子、インタビューされながら、物凄い気持ち良かったんだって~~。まっ、それは…私も和歌葉も同じなんだけど~~。でも~~。」
凛花、
「でも…???」
「ほら。課長が、この前、エトランゼに霧島さん…。」
迅、
「あ~~。」
「あの時も、茉祐子、一緒に行ったじゃない…???」
「あ~~。でも、まっ、あれは…、ルーシーもダニエルも、成宮先生の大ファンで、その繋がりで、茉祐子をめちゃくちゃ可愛がって…。」
朱莉、
「だか~~ら~~。」
愛耶乃、そして凛花、
「ふ~~ん。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.134. 迅、「食べてて、次、行くから~~。」
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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。
