「それにしても、まさか…、篠田真理とアイリーンのコラボって…。どっから、そんな発想…。」
凛花。
駅まで数メートル。
「本をただせば、ナターシャ、霧島さんよね~~。以前、篠田真理の記事をファッション雑誌に記事を掲載させてから…。とか…。」
愛耶乃。
凛花、
「ふ~~ん。」
迅、
「そして…、成宮先生の特集に、茉祐子の記事…。」
愛耶乃、
「あ~~。それは…違う。川邉さんの話だと…。成宮先生と茉祐子の記事は、川邉さん、霧島さんの記事って知らなかったんですって…。」
迅と凛花、
「へっ…???そうだったの…???」
「ふん。本人が言うんだから…。そうだよね。」
改札を抜けて通路を行く3人。
迅、
「そっか~~。でも…なんだかんだ…。霧島さん…ウチの…お得意様に…なって…きてるかな~~。」
凛花、
「うんうん。」
愛耶乃、
「確かにね~~。ん~~。…それに…、センス…いいよね~~。」
地下鉄、赤坂駅、3人、階段を下りたところに電車が…。そのまま乗り込む3人。
電車内の中吊り広告には週刊エマーブル。
凛花、
「あっ。そうだ。週刊エマーブル。それに成宮先生の料理教室…、エッセーで載ってるって…。うんうん。朱莉、言ってたな~~。永瀬絢美。それも、なにやら霧島さん、その永瀬さんに紹介したんだとか…。」
迅、
「ふ~~ん。」
すると愛耶乃、
「ぷっ。」
迅、
「ふん…???」
愛耶乃、思わず迅に振り向いて、右拳から親指を出して、右肩に。
迅の目に入った、愛耶乃の後ろの座席。ボストン眼鏡のロングヘア~の女性。
大学生だろうか、読んでいるのが週刊エマーブル。
迅、にっこりとして、
「おやおや。」
「それに…。」
凛花。
愛耶乃、
「ん~~~???」
「霧島さんって…、インタビューのやり方…、凄い上手だって…。朱莉も和歌葉も…。」
「へぇ~~。」
迅も、
「あっ。それって…俺にも言ってきてたな~~。」
愛耶乃、
「ふんふんふん。」
凛花、
「霧島さん…。ん~~。不思議な人~~。」
すると凛花、クスリと笑って…。
「誰か…、好きな女性って…、いるのかな~~???」
そして愛耶乃にチロリと舌を出して。
愛耶乃、
「くっくくく。さ~~てね~~。」
「何々、愛耶乃~~。なんだか…訳アリな~~。」
迅、愛耶乃の顔を意地悪な顔で…。
そんな迅に愛耶乃、
「えっ…???え~~???いやいやいや。私は…そんな…。」
そうそうしながらも、迅の自宅マンションの最寄り駅。
そして…。
迅、
「ただいま~~。」
愛耶乃と凛花、
「お邪魔しま~~す。」
3人、ダイニングキッチンに…。
「は~~い。お帰り~~。」
そして、愛耶乃と凛花を見て、
「あは~~。いらっしゃ~~い。」
愛耶乃と凛花、芙美(ふみ)に手を振り、
「芙美さ~~ん。」
そして愛耶乃、凛花、
「かかか。やっぱり。」
「いたね~~。」
テーブルでちゃっかりとジュースを飲んでいる朱莉。
朱莉、
「お疲れ様で~~す。」
迅、
「よっ。」
愛耶乃、芙美に、
「こんばんは~~。はは。お言葉に甘えて~~。」
迅、
「いつも通り、リラックスね~~。」
凛花、朱莉に、
「お疲れ~~。」
迅、寝室にバッグとネクタイだけを置いて、そのままキッチンに…。
芙美、迅にハイタッチをして、
「バトンタッチ。」
「おぅ。」
椅子に腰掛けている愛耶乃に、
「邪魔すると怒られるからね~~。」
愛耶乃、
「ねぇ~~。」
にっこりと。
迅、ワイシャツのままでエプロンをして。既に冷やしてあるワインを…。
「朱莉~~。」
朱莉、
「はいは~~い。」
勝手知ったる迅の家。キャビネットからワイングラスを…。
迅、朱莉にワインを、
「ほぃ。」
「うん。」
迅、冷蔵庫から食材を取り出し。それから、見事な包丁さばき。そしてフライパンで。
…やがて…。
女性陣、
「うんうんうん。いい匂~~い。」
それまでの時間、凡そ10分。そして皿に…。
「朱莉~~。」
朱莉、
「は~~い。」
カウンターに。
「うふん。おいしそ。」
ソファーのテーブルに、
「はい。前菜~~い。イタリア~~ン。」
愛耶乃、凛花、
「わは。さっすが~~。お見事。」
「しかも…、早~~っやっ。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.133. 凛花、「霧島さん…。ん~~。不思議な人~~。」
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