凛久、
「とよた真帆…。僕…、その人、知らないんだけど…。」
その声に侑里、
「わぁ。うそ。」
そして検索して、
「え~~っと~~。」
そして、
「ほぃ。この人。」
凛久に自分のスマホの画像を見せて。
凛久、
「あ~~、うんうんうん。こんな感じの人…。」
侑里、
「うん。確かに…、総務部長…、似てるよね~~とよた真帆に~~。」
ダニエル、
「ドンナヒトダィ…???」
侑里、ダニエルとルーシーに、スマホを差し出し、
「どうぞ~~。」
ルーシー、ダニエルと一緒に画像を見て、
「ウンウンウン。ビューティフォ~~。」
そこに、ドアが開いて、
「こちらです。」
愛耶乃。
ルーシー、
「ハイ、アヤノ~~。」
愛耶乃、
「ルーシー、場所、借りるわね。」
侑里、
「はい、先輩。」
愛耶乃、
「わぁ~。侑里、いたんだ~~。あん、霧島さんも~~。」
凛久、
「本部長、お疲れ様です。先程は、取材、ありがとうございました。」
愛耶乃、凛久を見て、
「ハハ、朱莉と和歌葉、どうだった~~???」
連れの女性に座るように勧めて…。
凛久、
「はは、さすがはエクレール。素敵な女性揃いです。しっかりと、取材、させて頂きました。」
愛耶乃、
「おや。お褒めのお言葉…、頂いたようで…。」
ルーシー、愛耶乃と女性にグラスを…。
そしてポットから水を注ぐ。
愛耶乃、
「ルーシー、私…、いつもの…。」
ルーシー、にっこりと。
「私は…。エスプレッソ…、頂ける…???」
ルーシー、
「カシコマリマシタ。」
カウンターに戻るルーシー。
侑里、
「どこかの…メーカーの人…???」
少し顔を傾げて。
凛久も顔を傾げて、
「さぁ…???…ダニエル…、見たこと…???」
ダニエル、コーヒーを淹れながら、首を横に振る…。
侑里、
「あっ、それより…、ねぇ。」
侑里の声に凛久、
「あっ。う~~ん。どうしたものか…。」
ダニエル、
「キリシマ、キリシマニハ、ダレカスキナジョセイ…。フン…???」
その瞬間、凛久、飲もうとしたコーヒーを、
「ぶっ。」
ルーシー、思わず、ダニエルを見て、
「フン…???」
侑里、唇を尖らせて目をパチクリと…。
「わお。」
後ろでは愛耶乃と女性がタブレットの画面を見ながら話しを交わしている。
凛久、ダニエルに、
「ダニエル、冗~~談~~。」
にやけながら…。そして唇を右手で拭いながら…。
侑里、真ん丸い目をして、
「えっ!!!…霧島君、好きな女性…、まだ…いないの…???」
そんな侑里にも凛久、
「羽田さん…???…あなたまで~~。編集長みたいな~~。」
侑里、
「あら。編集長も…???」
凛久、両眉を上下に。
瞬間、侑里、
「ぷっ。」
左人差し指を口元に。
「アッ、ソウイエバ~~。」
ダニエル。凛久に近づき、
「コノマエ…。マユコ…ドウダッタ~~???オクッテモラッテ、アリガトネェ~~。」
その声にルーシー。
「ア~~。ウンウン。マユコ~~。」
侑里、
「へっ…???まゆこ…???」
思わず口を尖らせる凛久。そしてこちらも目を真ん丸く…。そして咄嗟に、
「え゛っ!!!…いやいやいやいや。茉祐子さん…。全然、全然。」
右手を振って。
「逆に茉祐子さんに、失礼ですよ。」
侑里、
「まゆこって…。もしかして…。成宮…茉祐子…???成宮先生の…???」
ダニエル、
「ザッツ、ライ。ソノトオリ~~。」
ルーシー、
「ン~~~。」
侑里、
「ふん。」
そして瞬きを2、3回。
「…って言うか…。どうして…、成宮…茉祐子…???」
間髪入れずにダニエル、
「コノマエ、ココデ、キリシマトマユコトチアキガイッショニナッテ、カエリニ、キリシマカラマユコ、オクッテモラッタンデス。」
侑里、
「へっ…???霧島君が、成宮茉祐子さんを…???」
ダニエル、キョトンとした顔で、頭をコクリと…。
侑里、
「…って言うか、霧島君って、アパート…、どこだっけ…???私…、まだ聞いたこと…、ないよね。」
凛久、
「…ですね~~。僕、田園調布です。」
「へっ…???わ~~お。そうだったんだ~~。えっ、えっ…???」
ルーシー、
「フン。ソッ。マユコモ、デンエンチョウフダヨ~~。」
侑里、途端に、
「え゛~~~~ぇ…???」
その驚きの声が後ろの愛耶乃に…。
「ふん…???」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.122. 凛久、「あっ。う~~ん。どうしたものか…。」
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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。
