昼の料理番組が終了して薫子、
「お疲れ様でした~~。」
スタッフ一同、
「お疲れ様でした~~。」
スタジオで健匠と話している薫子に姫乃、
「先生、お疲れ様でした~~。」
薫子、
「うん。姫乃ちゃん、お疲れ様~~。」
姫乃、
「先生…、何か…、ありました…???」
その声に薫子、
「え~~???…別に…、何も…???」
そんな姫乃と薫子を見て健匠、
「ん~~???」
姫乃、
「なんだか先生…、いつもと違って、綺麗に…磨きが掛かったような…。」
薫子、
「え~~~???うそ~~。」
近くにいた一颯に姫乃、
「ねね、プロデューサー。」
一颯、そんな姫乃の声に、
「ん~~、どうかしたか~~???」
「成宮先生、なんだか、今日は一段と綺麗なんですけど…。」
その声に一颯、
「ん~~。かかか、成宮ちゃんはいっつも、綺麗だよ。なっ、兼倉君。」
健匠、その声に、顔を真っ赤にして、
「あっ。あ~~。はい。うん。」
薫子、
「な~~に、健匠くん、顔、真っ赤~~。かかかか。」
姫乃、健匠をからかうように、
「あは~~。兼倉さん、成宮先生の事…、好きなんだ~~。」
一颯、
「えへ~~~。兼倉君、かかか。そぅか~~。成宮ちゃん、好きか~~。」
健匠、ますます顔を真っ赤にして、咄嗟に両手を振って、
「いやいやいやいや。とんでもない。有り得ませんよ、そんな事~~。先生を…。バチが当たる~~。」
その健匠のリアクションに一颯、
「おやおやおや。かかかか。そぅか、そぅか…。」
姫乃、またまたからかうように、下から健匠をにったりと見上げるように、
「ほんとかな~~。」
薫子、そんな姫乃を見て、
「かかかか。面白~~い、姫乃ちゃ~~ん。まっ、健匠君、いっつも私と一緒に、番組つくりは…。だからね~~。私のために、ありがと。」
健匠に薫子、頭を下げて。健匠、まだ顔を赤くして、
「いえいえいえ。とんでもない。私の…仕事ですから。」
一颯、そんな薫子と健匠を見て、
「ふん。はははは。」
薫子、
「それはそうと…、姫乃ちゃん、彼氏と…どぅ…???いい感じに行ってる…???」
その声に健匠、ドキン。
「えっ!!!白鳥さん…、彼氏…いるんだ…???」
一颯、いきなり、
「かっかかかか。彼氏、いるんだ???…は、良かったな~~。」
薫子、そんな健匠に、
「あ~~。健匠く~~ん。しつれいな~~。」
「あ。いや…。すみませ~~ん。」
姫乃、
「いえいえいえ。はい。変わらず、いい感じ…させていただいております。」
薫子、
「うん。いいねぇ~~。」
そして健匠の顔を見て、
「健匠君も、はい。しっかりと…、いい人…。」
姫乃、
「へっ…???兼倉さんも…。いらっしゃるんじゃ…。」
薫子、そんな姫乃ににっこりと、
「ふふん。」
一颯、
「おやおやおや。誰かな~~。はははは。」
健匠、赤い顔をそのままにして、
「からかわないで下さいよ~~。」
一颯、笑いながら、
「すまん、すまん。」
そしてテレビ局からの帰り道。運転をしながら健匠、チラチラと薫子を見て…。
薫子、
「な~~に、チラチラと見て~~。」
健匠、
「えっ???…あっ。いや。かかか、すみません。…なんか…、白鳥さん…、先生の事…、いつもより綺麗って…。…だから…、その…。」
薫子、瞬間、
「ぷっ。くくくく。ありがと。」
そして、
「でも、不思議ね~~。全然、いつもと同じなんだけどな~~。…多分、姫乃ちゃん、彼と…案外、ゴールインまで、順調だったりして…。」
健匠、運転しながら、
「へぇ~~。そうなんだ~~。」
「だから、健匠君もしっかり。」
その声に健匠、
「へっ…???」
「ちゃんと、あなたをしっかりと、見てくれている人、いるでしょう~~。近くに~~。」
その声にまた健匠、
「へっ…???…近くに…???」
薫子、健匠を見て、
「ふん。近くに。」
健匠、口を尖らせて、頭の中で、
「…俺の近くに…、俺を見てくれている人…???…誰…???えっ…???…俺の好きな人って…、成宮先生…なんだけど…。」
「健匠君、青。健匠君、青。青、青。」
「あ~~。はい。はいはい。」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.88. 姫乃、「いつもと違って、綺麗に…磨きが掛かったような…。」
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