その声に茉祐子、
「んふ…。分かる…???」
千晶、
「なになに、どうしちゃった~~。そのニコニコ顔。」
「ニシ。」
廊下を歩きながら…。
千晶、
「エッ!!!じゃ、あの…、カメラマン、日本に帰ってきた。わお。」
茉祐子、
「うんうんうん。」
「あらあらあら、そんな浮かれちゃって~~。」
「だ~~って…、世界、股にかけてんのよ~~。しかも…大自然相手の仕事~~。」
「完~~璧に、茉祐子の王子様的、存在だ~~ねぇ~~。」
そんな千晶に茉祐子、腕組みして、
「う~~ん、王子様…。ん~~。ちょっと…違う。…ってか、全然、レベル違うもん。なんか…こぅ…。傍にいてくれるだけで、物凄いオーラ、伝わってくる感じで、凄い存在感。」
千晶、
「か~~~。そっか~~。憧れ的、存在か~~。かかかか、私は会った事、ないけど…。おはようございま~~す。」
既にフロアに着いていた。
スタッフたち、
「おはよ~~。」
巴、
「なになに、憧れ的存在~~。な~~てのが…聞こえてきたけど…。」
茉祐子、
「あはっ。」
顔をクシャリと、
「聞こえちゃったか~~。」
千晶、
「かかかか。茉祐子の王子様~~。」
巴、顔を傾げて、
「王子様~~???」
そんなニコニコ顔の千晶、そして茉祐子を見ながら男子組、瑛輔、
「どうしたんすかね、千晶さんや茉祐子さん。」
その声に勇吾、
「知らねぇよ。関係ねぇ。何か、浮かれる事、あったんじゃねえの…???」
瑛輔、
「何か、浮かれる事…。へぇ~~。」
そして10分後、榛名、
「は~~。始めるよ~~。」
榛名の前には、愛耶乃が、
「みんな、おはよ。」
スタッフたち、
「おはようございま~~す。」
そして仕事開始。
千晶、茉祐子に、
「ねね、その憧れ的存在、今度はこっちに…いつまで…???」
その声に巴も反応、
「なになに…???」
そんな千晶に茉祐子、下唇をビロ~~ンと、
「それが~~。う~~ん…。」
そして変顔して、
「分かんない。」
千晶、巴、
「はぁ~~~???」
その声が少し大きかった。他のスタッフも3人を注目。
瞬間、千晶、茉祐子、
「やばっ。仕事、仕事。」
巴、
「おっと。」
そしてこちらでも…。
一颯、
「おはよ。お疲れ~~。」
そして薫子をまじまじと見ながら、
「ん~~???どうした~~成宮ちゃん…???…いつになく笑顔にまたまた輪を掛けたように…。」
その声にチーフADの姫乃も、
「あ~~。ほ~~んとだ。成宮先生~~。何か、良い事あった~~???」
そんな2人に薫子、
「ふふん、分かる~~。ニシ。」
一颯、
「かかかか。どうしたの~~一体~~。」
薫子、
「恭弥が帰ってきた~~。」
その声に一颯、
「お~~っとっとっと。そうか~~。恭弥君が~~。かかか、んじゃ、分かるわ、その顔~~。」
姫乃、
「恭弥…君…???」
一颯、
「あ~~。姫乃君は…知らない…かっ。成宮ちゃんの…、ん~~。弟だ。…で~~、いいよな、成宮ちゃん。」
そんな一颯に薫子、
「かかかか。はい。…って、言うか…。」
顔を傾げて、
「事実上…、弟だし…。」
「へっ…???成宮先生…、弟さん…いたんですか~~???」
両手を口で覆うように姫乃。
一颯、
「お~~い、姫乃く~~ん。弟さんいたんですか~~って、そりゃひでぇなぁ~~。」
姫乃、
「いやいやいや。成宮先生…、茉祐子ちゃんっていう、娘さんがいるから…。あんまり…男兄弟って…、想像…できなくって…。」
一颯、姫乃に、
「かっかかか。な~~るほどね~~。…って、おぃおぃ…姫乃く~~ん。」
薫子、姫乃に笑顔で顔を傾げて、
「ふん…???」
健匠、その近くを荷物を運びながら、他のADたちと…。
そして薫子を見ながら、
「先生…、何があったんだろ…。教えてくんないけど…。」
姫乃、
「へぇ~~。海外飛び回ってるプロのカメラマン。」
一颯、
「うん。凄いよ~~。ワイルドで…。…で、しかも…なんとも笑顔がいいんだ~~。かかかか。」
姫乃、
「わお。六条さんも…お会いした時…???」
一颯、
「あ~~。何度か…。うん。凄いよ、話も…、聞いてると…。」
姫乃、
「へぇ~~。」
その時一颯、
「あっ。ねね、成宮ちゃん、恭弥君の…、特番…、作りたいね~~。ノンフィクションだし…。」
その声に薫子、
「は…あ…???」

薫子と茉祐子~その愛~ vol.32. 「物凄いオーラ、伝わってくる感じで、凄い存在感。」
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