そんな奈都美を見て伸永、
「え…???どうしま…。」
奈都美、
「くくく。今度は…大丈夫か…。」
伸永、照れながら、
「はい。何とか…。」
奈都美、
「あ~~っと、トモさ~~ん。」
朋代、最後のいっぱいを飲み干して、
「美玖ちゃん、お願い。」
美玖、
「あ~~い。」
朋代、
「ふん。例のヤツ。」
奈都美、
「うん。」
「OKよ~~。内海課長には連絡入れといた~~。多分…あれで行くはず~~。なかなかどうして、良い感じじゃ~~ん。」
そして朋代、クスリと笑って、
「まっ、あれが…、あんたらのアイディアだったら、尚の事、私は嬉しいんだけどね~~。」
翔、そんな朋代に、
「申し訳…ございません。」
両手をカウンターに付けて。
葉月、
「かかかか。なんで、あんたが謝んのよ…???」
「けどさ~~。」
朋代、
「営業の…、勝巳さんって…、会社、辞めるって…噂…、あるけど…。」
「おっと~~。技術・研究室にも…伝わったか~~。」
木綿子。
「へっ…???やっぱり…ほんとなんだ。…んじゃあ、なになに…???…加瀬優里亜はどうなる…???」
そこで4人…、同時に首を傾げて、
「さぁ…。」
朋代、いきなり、
「お~~っと~~。ここで、彼と彼女、遂に、破綻か~~。芳樹と優里亜、訣別か~~。」
奈都美、葉月、木綿子、
「えっ!!!…そうなの…???やっぱ。」
「だ~~って。しっかりと…2年…付き合ってんのよ~~。あのふたり~~。」
木綿子、
「わっ。やっぱり…そうだったんだ。」
「…って、情報…遅い、遅い~~。」
「だ~~って、技術・研究室みたいな…情報通…商品企画にいないも~~ん。」
葉月。
「ねぇ~~。」
木綿子と奈都美交互に見て。
「まっ、いなくは…ないんだけど…、おっぴらに、情報流さないも~~ん、ヤッさん。」
翔、いきなり噴き出して、
「くっくくく。…確かに…。」
「し、しかもさ…、ムラさんだって、結構~~情報持ってるよね~~。あの調子だから~~。」
奈都美。
葉月、
「うんうんうん。…けど…中々、ガード、固いよね~~。」
「確か、勝巳さん。ル・モンドの専務に…抜擢って…。」
いきなり伸永。
朋代、
「うんうん。そうそう。」
そう頷いて、
「へっ…???なんで尾田君…、知ってんの…???」
奈都美、
「かかかか。…これには…ちと、訳があってね~~。」
翔、
「その…、その…勝巳さんから尾田ちゃん、仕事…頼まれちゃってね~~。」
朋代、
「仕事…???」
タクシーの中で朋代と伸永、
「へぇ~~。そう言う事か~~。」
「え~~。」
「まっ。頑張んな。」
「はい。」
「…っと~~、運転手さん。そこで曲がって~~。」
伸永、
「あ~~。すみません。先に…。」
朋代、
「OK、OK。しっかりと…七瀬と翔にしごかれな。かかかか。」
そして伸永、先にタクシーを降りて、
「おやすみなさ~い。」
朋代、
「おぅ。」
家の中は灯りが点いている。朋代、
「あは。梨花さん…、いるんだ。」
そして朋代、家に戻り、自分の部屋に入って奈都美にライン。
「尾田ちゃん、しっかりと、送り届けました~~。」
丁度、葉月と別れた後に奈都美のスマホに。
「おっと、着きましたか~~。サンキュ~~。」
けれども、
「…てか、なんで私に報告する~~???」
それからまた2時間後…。午後11時30分過ぎ。朋代から奈都美にライン。
「――ちょぃと…、面倒な事に…なるかな~~。これから…。」
奈都美、
「は~~ぁあ…???」
そして奈都美も朋代に。
朋代から、
「――加瀬優里亜に気を付けな。」
「えっ…???」
「――勝巳芳樹が、加瀬優里亜より、仕事を取ったって事だよ。」
その内容に奈都美、
「うそ…???」
「――並榎志穂梨(なみえしほり)から直々にラブコール…、あったらしい…。」

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。