「大将、ごちそうさまでした。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「大将、ごちそうさまでした。」
巽、にっこりと。

雅樂、
「おぅ。旨かったか。」

「えぇ~~。杉浦君、ごちそうさま~~。」

薫郎、にっこりと、
「あらためて、退院、おめでとう。」

薫郎の料理人姿を見て巽、
「さすがにその恰好、いいよね~~。」

巽にお辞儀をして薫郎、
「ありがとうございます。」

「今度、ルッポラにもどうぞ。残念ながら、ここみたいに、料理作ってるとこは…観れないけど…。」

そんな巽の声に薫郎、
「ありがとう。寄せてもらうよ。うん。」

まだまだ忙しく動いている翠と絃。

橙、
「チーフ。じゃあ、私たち。」

翠、
「うん。ありがと。」

絃もにっこりと。

万美、尋音、飛香、
「おやすみなさ~~い。」

そして絃から精算されて…。

絃、
「雅樂じぃからの…、快気祝いっと~~。…ふふ。文句は言わせない。ねっ、ゆずちゃん。」
そしてレシートとは別に伝票を巽に…。

巽、
「うっそ。」
そして、苦笑いをしながら、
「すみません。すっかりと、ごちそうになっちゃって。」

橙、
「絃さん。ありがとうございます。」

絃、
「いえいえいえ。」
そしてまた、新しい客。
「いらっしゃいませ~~。じゃね。」

巽、橙、
「うん。」



万美、
「ま~~ねっ。」

尋音、
「いいんじゃない…。」

飛香、
「…です…よね~~。」
そして、飛香、
「あ~~ん。もぅ。」

万美、尋音、
「…???…どした、飛香~~???」

「私も早く、彼氏…欲しい――――――――っ!!!!」

その声に尋音、
「はれ…???飛香…彼氏…、いたんじゃ…???」

万美、
「あ…、あ…あれ…???確か…、彼氏…いるって…???」

そんな万美に飛香、
「い・ま・せん。」

丁度後ろを歩いていた翠、
「あれ…???飛香…。私も…飛香には…彼氏…???」

飛香、
「いません…ってば~~。誰がそんなこと…???…まぁ…、いた…ことは…、いました…けど…。」

「いた…ことは…、いた…けど…???」
万美。立ったままの翠を見て…、
「…???」

膨れっ面をしながら飛香、
「ラインで…、いきなり…。ごめん。好きな人が出来た。もう…会うのよそう。…それっきり。ライン送っても、まったくスル~~。電話しても…出ないし…。1年前の事です。」
ぼそりと飛香。

万美、
「わ~~お。」

尋音、泣きそうな顔で…、
「ここにひとり…悲しき乙女…。」

翠、
「あいや~~。」

尋音、
「…とは言っても、ねね、飛香、びとくない、その男子~~。ねね、みど~~???こ~~んな可愛らしい乙女、振ってやがんだよ~~。」

「飛香!!!その男子ってどこの誰!!!」
トレイを胸に…翠。

飛香、
「あ~~。いやいや。」
笑いながら、
「もぅ~~。全~っ然。1年も顔見てないから、顔…忘れた。」

その飛香の声に尋音、
「わお。お~~~。…って、事は…彼氏と一緒の写真も…。」

その尋音の声に飛香…。いきなり舌をチラリと…。

「何よっ!!!写真…あるんじゃん。」
そして尋音、
「でででで、どんな人…???どんな人っ!!!」

飛香、そんな尋音に、
「…も…、もぅ~~。」
そして尋音に画像をスワイプしながら…。

万美、
「かかかか。…ったく。…ん…、どれどれ…。」

翠、
「かかかか。勝手にやってろ~~。」

薫郎、
「みど、これ、3番さん。」

絃、
「生、お待たせ~~。」

翠、
「は~~い。3番さ~~ん。…っと。」








※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 

 



《PR》
庄司紗千 「雫音〜shizukune〜」

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。