フロアのドアを開ける男性。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「そして…、ここはこう。うんうん。そうそう。そうなるでしょ。それでOK。」
お昼前、橙にいろいろと指導をしている翠。頭の中で、
「…何なの、この子。教える事、凄い、本当に覚え早い。…これで…22…???」
腕組みしながら翠、何げなくクルリと辺りを見回して…。

すると傍で万美、にっこりと、右手親指を出して…。

それを見て翠、小さく、両手を両脇で…、頭を揺らしながら…、
「申し分…なさそ…。」のゼスチャー。

その瞬間、万美、笑いながら、自分のパソコンに向かう。


ドアを開けてフロアに入ってくる男性、マネージャーの院瀬見である。
呉羽の席まで歩いて、呉羽に書類を渡して…。翠に向かって笑顔で…。
そして指先をコメカミに…。後ろ姿でまたドアに向かう。

渡された書類を見て呉羽、目をパチクリさせて、
「ふ~~~ん。」

その時、フロアのドアを開ける男性。
「いつも、ありがとうございます。デリバリーのルッポラ、遊馬巽(あすまたつみ)です。よろしくお願いします。」

その男性を見た瞬間、いきなり大きな声の男性に橙、体がビクン。

そしてスタッフたち、
「わっ!!!」
「おっと。」
「おや~~。」
「ひゃ~~。」
「なんと、なんと。」

翠、ちらりと、
「へぇ~~。」

万美、
「ふ~~ん。」

尋音、
「意外と…イケメン。」

ちらりとその男性に顔を向ける橙、
「……。」

スタッフの女性、
「は~い。待ってました~~。私のハンバーガー。…っと~~。」

そして、もう一人の女性スタッフも…、
「私のお弁当~~。は~~。」

そして、また別の女性スタッフ、
「本宮君、ルッポラ卒業って聞いて、どんな人が来るんだろって、気にしてたけど…。よろしく~~。私、横田奈都(よこたなつ)。」

「私も~、私も~~。ここで働いている~成瀬咲茉(なるせえま)で~~す。」

「はいはい。ご注文賜りましたメニュー、こちらに…。」
バッグから丁寧に取り出す巽。

万美、
「ふ~~ん。なんと。前の本宮君とは…、全く違う…インプレッション。」

「まっ、前の人って、なんとなく…、とっつきにくいとこ…、も…。あったからね~~。その点…、んん。今回は…、好印象…かな~~。」
尋音。

「あ~~。そして…、この野菜カレー……???」
巽。

「あ~~。それそれ、私~~。」
万美。

声のする女性を見て。その瞬間、その女性の奥で仕事をしている女性を見て巽、にっこりと。
そして、空になったバッグを肩に、
「まいど、ありがとうございました~~。またお願いしま~~す。」

ドアに向かう男性の後姿を見て橙、
「ふん。」

翠、
「じゃ、ゆずちゃん、お昼…、しよっか。」

橙、
「はい。」



そして、社のラウンジ。
「えっ…???ゆずちゃんって、3人姉妹の…末っ子…なんだ…???」
万美。

「なんだ、万美、知らなかったんだ…???私、てっきり…。」
「いやいやいや。幾ら私でも、そこまでの情報は…。ボスの姪っ子さん…とまで…。そして、東大出身…。」








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