バンドのリハーサル。椅子に座ったままで、リハを見学する航。
航のパートをキーボードでカバーしている可南子。
そして今回、リハーサルに顔を出している可羊子、
レミ、彩萌、憲央、紗枝に茉優。そして史江に信一。
美和、
「うそ――――――――っ!!!ほんとに~~。」
ニコニコと笑う彩萌たち。
「ふん。そう。そうなっちゃった~~。」
左近も、
「おやおや。なになに、んじゃ、ここにいるみんな…、それぞれ…。」
「まっ。でも…、彩萌の場合はねぇ~~。」
史江。
そんな史江に、
「うるさいよ、史~~。」
紗枝、
「かかかか。でも、しゃあないでしょ。けど…、彩萌~~。あの方に…告ったの…???…っと~言うより…。」
史江、
「言える訳ないでしょ。」
「だ~か~ら~~。うるさいよ。紗枝も~~。」
和樹、
「え~~???彩萌ちゃん…???」
「もぅ~~。和樹さんまで~~。」
彩萌。
憲央、
「和樹さん…恐いっすよ、彩萌。空手やってるから。」
その瞬間、和樹、左近、美和、
「うそ―――――――――っ!!!!」
それ以外…、
「ほんと。」
「やばい事、言えねぇな。こりゃ。かかかか。」
和樹。
「憲なんて、どんだけ彩萌から蹴り、入れられてるか…。」
史江。
可羊子、
「キャッハハハハハハハ。」
「おまえは笑うな。」
可羊子のオデコをペン。憲央。
「おやおや。可愛い彼女のオデコ~~。」
紗枝。
その瞬間、カステラパンを食べながら憲央ににっこりと、顔を近づける可羊子、
「シシシシシ。」
憲央、笑顔で可羊子の頭を撫でて…。
「でも…びっくり~~。史と信一も…。それに和樹さんと茉優もっ…。」
可南子。キーボードから離れながら。
「彩萌~~。」
「ん~~???」
「どうすんの~~。これから…???」
その可南子の一言で、面々、沈黙。
航の首から三角巾の結びを解いて。三角巾を畳んでテーブルの上に。
そして左手と腕を持って。
「だいぶ良くなってきた。そろそろだよね~~。」
可南子。
そんな航と可南子を見て面々、にっこりと。
「うん。今度は、リハビリで…。動かして行く。」
航。
憲央、
「あれから…2週間。さすがに早いよな、海野。」
「健全ですから。」
彩萌。
「お昼休みはしっかりと…保健室。」
紗枝、茉優、史江、
「へぇ~~。」
「そして、リハの帰りは毎回、可南子ちゃんが家まで…。」
美和。
彩萌、史江、紗枝、茉優、可羊子、憲央、
「へぇ~~~。」
「あんたまで、そこで、へぇ~~、言うなぁ~~。」
可南子、向かいの可羊子を見て、右拳で招き猫。
可羊子、
「かかかか。」
「…で…、彩萌…???」
可南子。
彩萌、
「へっ…???えっ…、えっ…???いきなり私…???」
「田所せんせ…。」
「先生…かぁ…。」
左近。
史江、
「もぅ…、みんな…知ってるもんね~~。」
憲央、
「彩萌…。」
黙っている彩萌。そして、
「な…。なに…、みんなで…、黙って…。もぅ~~。可南子…。」
「だって…、彩萌…。心配…するよ。彩萌が…一番…だから…。」
その一言で、面々、頷く。
みんなの顔を見て彩萌、
「……。」

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