センターの渡瀬啓、「させるか―――――――っ!!!!」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「カキ――――――ン。」
右中間方向にフライ。

観客席で試合を見ている生徒たち、
「あ~~~。」

憲央、
「こりゃ深い。…で、タッチアップ…。」

可南子、
「何々、何がどうなるの…???」

三塁走者、一気にダッシュ。

その瞬間、センターの渡瀬啓、
「させるか―――――――っ!!!!」

「凄ぇ――――――――っ!!!!」
身を乗り出して信一。

「うっそ、あの場所から!!!!」
憲央。

ボールはセカンドの押野響を通過して、
そのままホームのキャッチャー、井之村邦展に目掛けて。
キャッチャー、ノーバウンドでキャッチ。
スライディングの走者。

ベンチの選手、
「ヨシ。」

そして顧問の広瀬慶喜、
「ん~~。」

サードの堀越有紀、
「邦、ナイス。」

キャッチャーの井之村邦展、スライディングを何とか回避しての、
主審、片手を高く上げてタッチアウト。


「何、今のレーザービーム。凄ぇ~~、センター。」
信一。

いきなり湧き上がる泉川学院高校側。対抗試合、既に6回表、2アウト。
多岐川高校の攻撃である。

「強ぇ~~。センタ~~。肩…どうなってんだよ。」
信一。

憲央、
「啓、や~~るじゃん。さすがに、半端ねぇ肩…してんな~~。」

「それにしても、さすが、凄ぇよな~~海野~~。」
信一。

「あぁ~~。多岐川っていやぁ、毎回、都大会の優勝候補だろ。あいつ、バンド練習もやってて、野球も…ここまで出来るって…。いい勝負、してるよ。2点…ビハインド。」

「憲~~。今のどういう事~~???」
彩萌。
「ゲッツは分かった。今のは…???なんで、外野フライでアウトになって、走れんのよ…。」

「私も~~。」
可南子。

「こら、教えろ、信一~~。」
史江、信一の両肩を揺らして。

信一、
「あ~~。あ~~。」

「おぅ~~。おまえら、来てたか。」
宗雄。そして要次である。

「あっ。先生…。」
彩萌。

「おぅ。小塚。インターハイ、おめでとうな。良く頑張った。うん。定岡、うん。みんなも…。」
要次。

憲央、
「ありがとうございます。」

彩萌、少し、赤くなりながら…。
史江、茉優、にっこりと。

「ん~~???阿刀田…いない…みたいだけど…???」
要次。

「あ~~。紗枝なら、海野君のお姉さんと一緒に、向こう。」
茉優。

宗雄、
「ふ~~ん。…で…、夏妃先生たち…???」

「ほら、前の方…。」
彩萌。

「おぅ、いたいた。んじゃな。」

「それにしても、海野のお姉さんも…綺麗だよね~~。」
弓香。

可南子、
「大学…2年生…。」

摩耶、
「ふ~~ん。あっ。可南子~~。もしかして…。」

可南子の隣で可羊子、
「あっ、摩耶先輩、分かりました~~???」

そんな可羊子に可南子、
「ば~~か。海野君を好きな人は…ちゃ~~んと、いるの~~。」

その瞬間、その周りで、
「うそ―――――――――っ!!!」

憲央、
「へぇ~~。」

弓香、
「もしかして。筧さん…???」

可南子、
「ピンポ~~ン。」

その途端、彩萌、史江、茉優、芽久、摩耶、菜穂子、園加、愛寿美、
そして、佐智子に鈴鹿、レミ。落胆したように、
「え~~~~~~~。」



 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 《PR》
庄司紗千 きっと大丈夫

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。