「可羊子ちゃん、あれから…どうよ…???定岡…???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ  3年の教室。

彩萌、
「ねね、野球部、今度の日曜日に、対抗試合だって。」

園加、
「うんうん。知ってる。」

愛寿美、
「当然、観る。ねっ、可南子。海野とバンド…やってるし…。」

可南子、
「う…、うん。あっ、あっ。それに、文化祭で弓道部も…デモンストレーション。彩萌さん。」

彩萌、
「うん。あっ、可南子~。」

可南子、
「ふん…???」

「その…さん…付けは…、どうにか…なんない…???彩萌でいいよ。私だって、もぅ、可南子って呼んでるんだから…。」

「あはっ。ごめん…、カヨがみんなに良くしてもらってるから…、つい…。」
舌をペロリと出して。

「あっ。そう言えば…、可羊子ちゃん、あれから…どうよ…???定岡…???」
園加。

愛寿美、
「うんうんうん。しっかりと可羊子ちゃん、定岡…ゲッツ~~。」
にっこりと。

彩萌、
「ん~~~???」
可南子の顔を見て。

可南子、
「ん~~~。うん…???…は…ぁ…???」
目をパチクリさせて…、口を真一文字に…。そして憲央の背中を見ながら…。

園加、愛寿美、
「はい…???」

彩萌、
「ん~~~???」

D組から遊びに来ている信一と話をしている憲央、笑いながら。

可南子、笑いながら、小さな声で、
「はははは。どう…なって…るかな~~???」

園加、
「えっ…???姉貴の癖に、知らないの…???」

「…と、言われましても~~。本人…申すに…。話…、してない…らしいし…。はははは。さっだおっかく~~ん。」
小さな声でまた…。

そんな可南子の声の途中に彩萌、踵を返して。

「わっ、委員長…、行っちゃった~~。」
園加。

愛寿美、
「こわっ。」

憲央の頭の後ろで彩萌。

信一、憲央の頭の上を見て、
「どしたの…彩萌…???」

いきなり後ろを振り返る憲央、
「へっ…???」

彩萌、
「の・り・お…く~~ん。」
腕組みをして…。

「なに…???どしたの…、あ・や…め…???」
「あんた。最近、カヨッチと話、してないでしょ。」

その声に憲央、
「えっ…???あっ…。いや…。その…。」

彩萌、憲央を可愛く睨むような顔をして、腕組みした右手人差し指をくぃ、くぃと。
「ちょっと、おいで。」

憲央、
「えっ…。」

「い・い・から…。」

そんな彩萌と憲央の姿を見て園加と愛寿美、
「ぷっ。」

彩萌、可南子の席に憲央を。

憲央、
「か…な…こ…。」

可南子、唇を尖らせて、目をパチクリさせながら…、
「の・り・お…くん…???」

「あんなに、みんなに認められて、憲にカヨッチ。カヨッチに憲って…。先生たちだって。しかも、ライズの3人まで…。それなのに、あんた。憲。カヨッチ、無視してない…???」
彩萌。

そんな彩萌を見て園加、愛寿美、クスクスと笑いながら。

愛寿美、
「憲~~。もしかして…、あんた…、部活でカヨッチと話、してないって~事は~。まだ…電話番号も…教えて…ないでしょ。」

園加、
「うそ。おぃおぃおぃおぃ。」

可南子、少し、赤くなりながら…。








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