「僕の周りの女性の方々、綺麗な声の人ばかりで…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「でも…、どんな人なの…、その…新條さんって編集者の方…???…それに…、一緒にいらっしゃった、上杉…信玄と言う男性編集者の方も…???」
カクテルを飲みながらルイ。
「最初に由香里から名前を聞いた途端に、ビックリ。」

声の抑揚に、そして言葉の歯切れの良さに魅了されながら和弘、
「マーラさん…、素敵な声…してますよね。」

そんな和弘の声にルイ、
「えっ…???あっ。ふふ、ありがとうございます。」
ペロリと舌を出してルイ。

「いえいえ。何かしら、僕の周りの女性の方々、綺麗な声の人ばかりで…。嬉しくって…。」

「おやおや…。」
にこやかに由香里、
「でも…、高梨さ~ん。ルイを口説いても…無駄よ~~。」

「えっ!!!…いや…、そんなつもりでは…。」
照れながら和弘、
「いや…、はは。参ったな~~。」

「半年後には…めでたく…、ゴールインですから…。」
「ちょっ…、ちょっと…由香里~~。もぅ~~。」

洋造、
「おやおや、これは、これは、マーラさん。おめでとうございます。」

ルイ、丁寧に、
「ありがとうございます。」
ぺこりとお辞儀をして。

「ん…???…と言う事は…、ひょっとして…、高梨さん…。ご結婚は…???…まだ…???」

そんな由香里の声に洋造、
「結婚もなにも…。けけけけ。」

「へっ。うそ…???…じゃ…。…おやおや…。なんと…勿体な~い。こんなに…かっこいいのに…。…ねぇ~ルイ~。」

「うん、う~ん。誰か…。」
そして洋造を見ながらルイ。

「ま~ね~。何処かには…いるはずと…、こいつにお似合いの…いい人が…。けけけけ。」

由香里、
「ふ~~ん。」
一瞬由香里の頭に閃いた女性たちの顔。
「あっ、そうだ、マスター。」

洋造、
「はい。」

「今日は…先日の紹介のお礼かねがね、ちょっと、お願いがあって…。」

「あっ、そんなそんな…、とんでもねぇ。お礼なんて…。これも…商売ですから…。人様と人様を…、ある意味…結び付けられるなんて、しあわせな事ですよ。」

「いえいえ。そんな…。」
そう言いながら洋造にあるお洒落な封筒を差し出して…。
「はい。高梨さんにも…。」

「何とも…丁寧な…封筒で…。INVITATION(インビテーション)…???」
洋造、その封筒を見ながら…。

「綺麗な封筒ですね~。」
和弘。

ルイ、
「是非、中…、ご覧になって。」

和弘、
「いいんですか…???」

由香里、
「もちろん。是非ご覧になって戴きたいわ。」
封筒の中に一枚のカード。
「お忙しいとは思いますが、是非…ご招待…、受けて戴けたら…。」







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庄司紗千 海をこえて

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。