與門、夕美子、「なんで…???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ そして、そんな移動販売を眺めながらもいつもの洋食屋へ。
そしてドアを開くと…。

與門、夕美子、
「なんで…???」

入口に10人ほどの順番待ち。

「今日って…、何か…特別…、あったっけ…???」
またまた変顔の夕美子。

首を傾げて與門、
「い…いや…。…って…、お…かしいな…。あ~れ~~??」
腕組みをして…。


そうこうしながら外へ出てあちらこちら見回して…。
「さて。おじちゃん…は…???」
與門。

「あのね。この時間…。」
夕美子。

「…って~事は…。」

そのふたりの目が一致したのが…。


玄関を開けて、
「へいらっしゃい。」
厨房から活気のある男性の声。

「ごめんね、いっぱいで。空いてるところあったら、座っとくれ。」
その傍で声を掛けてくれた60代風の女性。

ラーメン店である。

與門、夕美子、
「しかたない…、ね。入っちゃったから…。」

ひとつのテーブルにひとりの男性。あと3人は座れるが、
その他に空席はなし。

仕方なくその男性の後ろから與門、
「すみません。こちら…よろしいですか…???」

ラーメンを食べている男性…、食べながら…、
「あっ、はい。どうぞどうぞ。」

男性の背中を見ながら與門、夕美子の順に向かいの席に。
與門、
「座ろ。」

夕美子、
「うん。」

そして椅子に座った途端、與門、夕美子、
「はっ???」
「わっ???」

男性、その声に気付いて前を、
「えっ…???」
思わず、
「ぶっ。」
そして、
「ご…、ごめん…。いきなり…。」

與門、男性を見てくすくすと笑って。

夕美子。
「あ…、は。はははは。」

男性、
「お疲れ様です。はい。」

與門、夕美子、
「お疲れ様。矢萩さん。」

そして夕美子、
「ここ…、いつも…???」

健之、
「いえいえ。今日が初めてですよ。なんか…、どこもいっぱいみたいで…。いつもは…弁当…ですから…。」

「なんだよね~。さっき行ったいつもの洋食屋もいっぱいだった。…で、私たちもここに。」
與門。

「今日って…、何か…、あったんですかね…???」
健之。

夕美子、
「さぁ…???」

「でも…。矢萩さん…、弁当って…???」
與門。

その弁当の言葉に夕美子、
「ぷっ。」

「…ん…???夕美…???」
與門。

「お待ち同様。決まったかい…???」

ふたりに水を配りながら女性。

與門、
「おっと…。」

ふたりともに同じメニューにして。厨房に消える女性。

「…で…???」
與門。

健之、夕美子の顔を見て、
「いや…、姉がいるんです。…で、いつも弁当を…。」

「へぇ~~。」
與門、夕美子。

「…って…。へぇ~~って、夕美子。知ってたんじゃなかったの…???」
與門。

夕美子、照れながら、
「へっ…。あっ、いや…。お姉さんがいるって事だけは…。そして、食事も作ってくれてるって…ことだけは…。でも…、まさか…お弁当まで…とは…。」

「ふ~~ん。」
ニッコリと睨む與門。







※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


《PR》
庄司紗千 きっと大丈夫

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。