「や~るじゃん、信玄公~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 食事をしながら早瀬、母親瀬戸の隣でご飯を食べている美希に、
「くく…、美希おまえ、好きなハンバーグじゃないか~~。」

美希、
「うん、そうだよ~~。ママいないから。おばあちゃん、作ってくれた。」
隣の祖母の顔を見てにっこりと。

そしてそんな美希の顔を見て、
「そんな…、嫌いなものをわざわざ食べさせなくとも…。ねぇ~~、美希~~。」

そんな瀬戸に、小声で早瀬、
「煌に知れたら大変だぞ。雷落ちるぞ。」
そして、一瞬、頭に浮かんだイメージに、顔を震わせて、
「お~~~、コワッ。」

瀬戸、
「早瀬、何か言った…???」

「いや~~、別に~~。…美希~~、ママ遅いね~~。」

その早瀬の声に、
「そう言えば…、この頃、ちょっと遅いわね~~。仕事…、忙しいのかしら…???」




編集会議用ブースで與門、
「ヨ~~シ。みんなお疲れ様~~。これでなんとかモノになったね~~。いやはや、信玄。天晴れ。良くこんなの見つけたね~~。真奈香、フォロー、ナイスだよ。」

「ありがとうございます、編集長~~。」
ニッコリと真奈香。そして信玄の右肩をペンと叩いて、
「や~るじゃん、信玄公~。」

「いやいや。たまたまですよ。こんなの…、そう簡単に目に付くはずないですから。」
頭を掻きながら信玄。

「まっ、信玄には美紅にお願いしてるけど。真奈香~。最初のインプレッションが大切~。このまま信玄のフォロー、頼むね~。」
ファイルを見ながら夕美子。

真奈香、美紅の顔を見て、
「美紅~~。」

美紅、
「うんうん。お願い。頼むわ。」

「OK~。」




出張先から戻って自分の席に亜季、
「ふぅ…。おっと、会議、まだやってるか…。」
そこに、
「…ん…???おっと電話…。はい。お世話様です。ブリリアント小曾根です。……。あら…。」

その数秒後、ブースから出てくる編集者たち。電話をしている亜季に心、
「亜季さん、お疲れ様~。お帰りなさ~い。」

康太、
「お疲れ様。おかえんなさい。」

美紅、右手で合図して。

真奈香、亜季の肩をポンと、
「お疲れ。」

亜季、受話器を耳から外して、
「まだ…、デスクと編集長…。」
ブースの方に指だけ…。

真奈香、その亜季に、
「ふん。」

亜季、受話器をまた耳に、
「おじちゃん、会議、今終わった。」

電話の相手は洋造である。
「おぅ~分かった~。んじゃ、直接電話するわ。まっ、留守電にも入れておいたけどな。詳しい事はまだなんでな。ありがとな亜季ちゃん。」
店の電話から洋造。

「は~い。あっ、後で行く~。お腹ぺっこぺこ。ワコウちゃんに美味しいの、お願いって~。」
「あいよ~~。」








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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。