「これ…出来るようになったの。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「まさか…、こういう事が実現するとは…。」
浩一。

「だろ。ウチのママ、バイタリティ溢れてるから…。」
悠馬、シートの上でカップに入ったコーヒーを飲みながら。

「それにしても…全然泣かないよね~絢~。」
浩一から抱っこされている絢を見て悠馬。

「不思議ですよね~。泣くどころか、ほら、笑ってるんだから…。」

バドミントンをしている麻美と捷子。
そして池の畔で寿といっしょにお喋りをしている知寿子と麻衣子。
昼前の公園。8月最後の日曜日である。

「あれ…???」
浩一、絢を抱きながら…。

悠馬、
「…ん…???どうした、モッちゃん…???」

「へぇ~、凄い、感動~。」
「ん~~???」

「絢ちゃん、首…ふにゃふにゃじゃない。」

その浩一の声を聞いて悠馬、
「はははは。そりゃ、そうだ、いつまでも首がふにゃふにゃだったら大変だよ、モッちゃん。」

「へぇ~。なんか…凄い成長感じますね~。」

「ふふ…、それだけじゃないよ~モッちゃん。」
麻衣子の声。

「絢ちゃ~ん。」
と言いながら、シートにズックを脱いで入ってくる寿。

「ふふ…、モッちゃん。」
知寿子。

「ほい、絢~お出で~。」
そう言いながら浩一から絢を受け取り、シートの上に…。
「本当はいけないんだけど、特別。」

シートの上に絢をうつ伏せにすると…。

浩一、
「うわっ。凄い。這ってる。」

知寿子、
「でっしょう~。わぁ~、絢上手~。」

麻衣子、
「もう…2週間前から、これ…出来るようになったの。ずいばり。」

「凄い、凄い、こういうの…初めて見た~。はは…、いいね~~。」

そして、何を思ったか、絢。その場で動いていたはずが、角度を変えて、
今度は浩一の膝を目掛けて動き出した。

「わわわわ。絢、モッちゃん目指してる。凄っ!!!」
知寿子。

「へぇ~え。モッちゃん、気に入られたか~~。」
悠馬。

「わわわわわ。うそうそ。マジで!!!」
浩一。

「モッちゃん、良かったね、絢から気に入られたみたいじゃん。」

そんな麻衣子の声に浩一、
「こりゃこりゃ。参ったね~。うぉ~い、絢ちゃ~ん。」

そのまま自分の膝に向かってくる絢を両手で持ち、
「かっわいいね~君は~。」

その光景を見ていた麻美と捷子、にっこりと顔を見合わせて…、
「ふふ…。」
 

 








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