「おまえたち、あれ見て気付かないのかい。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「素敵なお店だったよ~。へへへへ。」
にこにこしながら小枝子。

「はぁ~???」
浩一に柚。

「おまえたち、あれ見て気付かないのかい。」
小枝子の指差した先の花瓶の花。

その花を見て浩一と柚、
「あ~~~。」

浩一、
「な~るほどね~~。アティレ…、行ったんだ、母さん。」
そして、少し考えて、
「…てぇ~事は…。」

「あ~。もちろん会ってきたよ~。3人娘~。…それから…もうひとり、の女の人も…。チーフって…言われてた…みたいだけど…。」

「角さんだよ。フラワーコーディネーターなんだ。」
「そうかい、そうかい。み~んな…良い人たちだね~。うん。」

「はは…、だろう~。」
少し、照れながら浩一。

そんな浩一の顔を見て小枝子、
「はぁ~???なんでおまえが照れなきゃなんないんだい…???」

「へっ…???いや…、その…、あの…。」

「あれ…、あれ…???お兄ちゃ~ん。」
と、浩一の顔を覗いてクスクスと笑いながらの柚。

「ば~か、何、おま、兄貴をからかってんだよ~。この~。」
柚に右手を振りかざしながら。

「きゃははは。ますます赤くなった~。イェ~イ。」
「この、おい。ちょっと待て~。」

そんな浩一と柚を見ながら小枝子、
「ははは…、こりゃ、ますます…図星だね~。ねぇ~浩~。そうかい。あの人…か…。」




部屋の中、布団の中で、絢と添い寝をしている麻衣子。
ふと目が覚める麻衣子。
「あは…、夢か…。絢~。夢の中に、パパが出て来たよ~。ふふ…。パパに抱っこされて、良かったね~。」




「中川さ~ん、どうぞ~。」
看護師の声。

「は~い。ヨシ。行こか、絢~。」
絢を抱きながら麻衣子。

「おほほほほ~。来たね~絢ちゃ~ん。」
産婦人科医の藤森愛梨珠。

「ご無沙汰してます、先生。4ヶ月健診、お願いします。」
「う~ん。どう…その後、絢ちゃん…???」

「はは…、お蔭様で…、絶好調。」
「そう~。絶好調か…、良かったね~。どれどれ~~。」

「ねぇ…、先生…???」
「ん~~???」

「不思議なんですけど…。全く人見知り…しないんです。しかも、男の人に抱かれても、全く泣かなくって…。」
「へぇ~。凄いじゃな~い。愛されてるね~絢ちゃ~ん。」








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