「良いじゃん、良いじゃん。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 悠馬が自分のバッグの中から、それに合わせて寿も一緒にバッグを覗く。
「ん~???パ~パ…???」
寿。

バッグから一冊の資料を取り出して、
「確か…これに…。」
ペラペラと捲りながら、
「おぅ、ビンゴ。麻美。」

そのページをそのまま開いて麻美に。

「その右が…木本君、モッちゃんだ。」

その資料を受け取って麻美。
「ん~。右…。わっ。わわわわわわわ。お姉ぇ、お姉ぇ。お姉ぇちゃ~~ん。」

「ニシッ。どうよ、麻美~~。」
捷子。

「良いじゃん、良いじゃん。良いじゃん、良いじゃん。」

知寿子、傍の麻衣子の右腕を左肘で突いて。

麻衣子、
「ふ~~。」

知寿子、
「ふふふふ…。」

「…ったく…、もう~。」

悠馬、
「はは…。」




「や~っぱ、ここしかねぇかな~。咲~、ここで良いんじゃね。」
一枚の資料を指で弾いて雅人。

「はい、はい。決まった~、ハッシ~???」
自分の席を立ち、雅人の席に向かいながら咲。
「どっち、どっち…???」

雅人、
「ふん。」

「あは。やっぱりこっちか~。」
「うん。こっちの方が俺達も慣れてるし。別に、主任だからって背伸びしないでさ。」

「了解です。では早速。」
「おっ、頼むわ。」

ニコニコしながら自分の席に向かう咲。

「ん~~。主任の歓迎会の場所…、決まったんだ~。」
咲の顔を見ながら典。そして雅人の顔を見て。

「ん~~。2つ3つ、候補は挙げたんだけど、結局はいつもんとこ。」
雅人。

「ふ~ん…て事は…レオナルドランドか…。」
典。

「…て、いや、そっちじゃねぇ。そっちは殆ど女子会メインだろ。男には堅苦しいだろ。七福亭~。」
「うっそ!!!まだあの居酒屋やってんの…???信じらんない。」

「へっ…???どういう事…???」
「へっ…???どういう事…って、知らないのあんた???」

「いや…、知らないも…何も…。はい…???」
「あそこのオーナー。ほら…、おじいちゃんでしょ。70過ぎの…。」

「…うん…、確か…。」
「亡くなっちゃったの。」

「はい???」
「…で、その息子さんがオーナーになって…、新しい料理人も雇ったんだけ…ど~。」

雅人、
「だけ…ど~って…???」

典、何とも言えない顔で…。
「今までと…全…然…。」
顔を横に振って…。

その典の話を聞いてた咲…、
「え~~~……。」








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庄司紗千 海をこえて

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