「これも…何かの縁…かな~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「そしてコチラが…。」
典。

その典の声を遮って悦、
「中々どうして…、素敵な方じゃない、つかさん。」
そう言いながら名刺を取り出し、
「イベントプロモーションgrande grace専務を任せられています、越谷悦と申します。どぞ~お見知りおきを~。ふふ。」

「これは、これは。ご丁寧に…ありがとうございます。」
浩一。

「大変だろうけど、頑張ってね~。つかさん。今度は…大丈夫かな~。」
悦。

「うん。何とか…。」
典。

「マコ~。こっちお出で。」
手招きで麻衣子を呼ぶ悦。

その声に、
「あっ、はい。」

そして麻衣子に着いて行く知寿子。

「マコ、こちらの方、木本浩一さん。チズも知ってるよね~。」

知寿子、
「はい…???」

「な~んだ~、悠ちゃんからまだ…聞いてなかったのね~。あっ…、でも、もう…半年も前だからね~。」

「はぁ…???」
「実は、もしかしたら…コチラの方、高志の後継者。…になるかも…。ねっ、つかさん。」

「あっ、そっか。広告企画室の主任って言ったら、高志の…。マコ!!!」
知寿子。

その知寿子の声でようやく、
「わぁ。そうか…。そうだ、そうだ。高志の仕事だ――――――っ!!!」

「…でも…、マコ…。ちょっと…、思い出させちゃった…???…ん…。ごめんね。」
悦。

麻衣子、
「いえいえいえ。ぜ~んぜん。」

「えっ…???何…か…???」
典。

「ん~~。実は…コチラのマコ。中川麻衣子さん。高志の…。」
悦。

「えっ!!!うそ…。もしかして…、中川主任の…奥…様…???」

典と同時に驚く浩一。
「わお。」

「なんだよね~マコ。実は…。」
悦。

「あっ、はい。」
そして典にお辞儀をして、
「中川高志が、生前、お世話になりました。ありがとうございました。」

「そっか~。そうだった~。主任の葬儀で、奥様…見てたはずだよ~。私。全く気付かなかった~。申し訳ございません~。もう~このバカチン。」
自分の頭をコツンと。
「私たちなんて、どんだけ主任にお世話になったか~。ごめんなさ~い。」
麻衣子に頭を下げて…。

麻衣子、
「いえいえ。とんでもないです。その節はありがとうございました。」
そして、
「木本さん。頑張ってください。」
丁寧に浩一にお辞儀をする麻衣子。



「これも…何かの縁…かな~。」
悦。








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