「お兄ちゃんとお姉ちゃんが出来た。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”
ドキドキ 「そんな…私たち…、とんでもない。そんな風に…呼ぶなんて…。ねぇ…玲…。」
恭子。

「うんうん。まだまだ…とても…とて…。」
玲子。

和人…、
「ん~~。」
恭子をニッコリと見て…。

そして恭子…、
「あっ。……、はい。分かりました。じゃあ…、お言葉に…甘えて、私達も…そう…呼ばせて…いただきます。」
「きょ…恭子~…って…。…え~マジで…。」

「うん。だって…、たった今、私に、お兄ちゃんとお姉ちゃんが出来た。な~んて言っておいて、それで…苗字でなんて…、可笑しいよ。」
「…そ、それは…そうだけど…。…じゃ…、和…さん…???…そして…、もん…。」

「ちゃん。」

その恭子の「ちゃん。」の声を聞いた瞬間、いきなり笑顔を恭子と玲子に返す夏輝。
「どうも。」

恥ずかしそうに、そして…照れながらも玲子…。
「なんか…、照れるよね…。」

恭子の右肩に凭れながら…。
「ふふ…でも、良い感じ。今までと…少し…感覚違って、ゆったりできる。和さん。そして…もんちゃん。」
「ふふ…、だ~な。智香も…喜ぶよ、きっと。」




「クシュン!!!…???ン…ックシュン!!!……、あれ…???」
テーブルの上で資料を見ながら智香子。

「どしたの…智子~風邪…???」
隣の同僚チーフの根本彩音。

「ん…、いや…。誰か…噂してるか…もしかして…???和か…、それとも恭子か…玲子のどっちか…。もう…ふふ…。」



「おいっしい~これ…。ねぇ玲子、玲子。」
「うん。ほんと…、これって…???もんちゃんの…味…って…、さっき…???」
玲子。

「ご名答、もんの味だ。」
和人。

「いいなぁ~~美味しい~。こんなの作れる旦那さん。……和さん…、アンチーフ…、羨ましい~、うんうん。」
「はぁ~~???…何一体…???何言いだすかと思ったら…、玲子~???」

「だって…、私…、料理の方は…はは…。」
「くく…、確かにね…玲子…。」

「ん…???…どうかした…???」
和人。

「ふふ…、実は…。」
恭子。






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庄司紗千 海をこえて

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。