「恭子が言ったんだよ。あん時。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「ちょっと~玲子~~。」
恭子。

「ん~~どしたの~???」
玲子。

「あの…、私ね…。」
「ん~どしたの~???」

「…なんで…、そう…なるかな…。もう…。」
「だって…、恭子が言ったんだよ。あん時。」

「へっ…、私が…???」
「うん。私に小さく囁いて…。」

「へっ…私…何か…言っ…。…あっ…!!!」
「ふふ~ん、思いだしたか…。くく…。」

「でも…、あんな微妙な…。」
「…何年…、あんたと付き合ってると思ってんのよ、かかか。」


つまりは、前夜のこの場面である。

――― 恭子の耳に囁くように玲子、
「何…この人…、佐藤健…似…。うそぉぉぉ…。」

それに恭子も玲子の耳に…、
「何言ってんの、早瀬さんも…高良健吾に似てるでしょ。」

この恭子の、
「何言ってんの…。」

この一言が玲子には一瞬で、
「ん…???恭子…???」
と、感じたのだった。



「それに…、結構…彼の方…、見てたわよ、あんた。」
心の中で恭子、
「するどい。」

「そか~~、恭子は彼か~~。」
「ちょっと、ちょっと、玲子~~。」

「大丈夫、だ~いじょうぶ。アンチーフには、内緒。うんうん、分かってる。うん。」
「んもう~~。」

「…でも…、ひょっとしたら…、もう…既に、アンチーフ。気付いちゃってたり…して…。」
「え~~~。」

「だって…、私たちの…姉貴分でも…ある訳だし…。」
「あっちゃ~~。困った~~。でも…、でも…、私…玲子~~。」

「分かってる~まだまだ、単なるインプレッション。だって…、まだ私たち…彼と何にも喋ってないんだよ。」
「…う…、うん…。」



大学のサークルで明彦、
「あのぅ…、亜麻美さん…???」
「ん…何、明彦君???…あ…、それと…、私の事…、里奈で良いよ、うん。」
笑顔で里奈。

「実は…お話が…。」
「うん。どうぞ~。」

「もしかして…この資料って、都内の飲食店、殆ど載ってます…???」
「そう…ねぇ~、ランキングではないにしても、ほぼ…載ってるわね。」

「ふ~ん。」
「それが…何か…???」






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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。