「よっ、元気か???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ  「…んもう~~恭子の、鈍感!!!」
玲子。

「…あっ、えっ…って…、鈍感…って…???」
恭子。

「えっ…、わっ…うそっ、今…こっち見た…。恭子…どうしよ~…。ね~。」
「えっ…、いや…、あの…、こっちって…。後ろじゃ…なくって…、斜め…。」

「よ~~し、アッキーの友達。よし。」
俄然、何とも張り切っている玲子。

「あの人…、もしかして…玲子の…お気に入り…???」
あっけらかんとしている恭子。

で…、講義が終わって…。
席から立ち上がる田端明彦。それに続く早瀬浩二。

明彦が自然に後ろに顔を上げると、
丁度その位置に顔を連ねている玲子と恭子。
もちろん、高校時代からの同級生、笑顔で右手を上げて合図。
そのまま玲子と恭子の席に…。

「よっ、元気か???」
明彦。

「うん…、まぁまぁね。」
玲子。

「恭子は…???」
「まぁ…ボチボチ…。へへ…。ばた…。」

「アッキーは…???どうなの…???」
恭子の言葉を遮って玲子。

「俺…???うん…まぁ…、何とか…。」

明彦の隣の早瀬がどうしても気になる玲子。チラチラと早瀬を見ながら…。

「あっ、こいつ…。そっか…、ふたりにまだ…紹介してなかったっけ…。早瀬って言うんだ、早瀬浩二。カッコいいだろ…、ハンサムだろ…。」

その名前を聞いた瞬間に…玲子、
「は…、初めまして…、アッキーと…、いや…、あの…、明彦君と…、高校の時から…同級生の…。」
そこから少し…テンションが低くなる玲子。

実は…緊張の余り…。
「大…塚…玲子です。…よろしく…。」
と、言いながら早瀬の前に、右手を差し出して…。

「あっ…、はは…、あの…、どうも…、こんにちは。初めまして…、早瀬と言います。早瀬浩二。……、良いのかな…握手して…???」

既にほんのり赤くなっている玲子。
すんなりと玲子の握手に応じる浩二。

玲子、
「あ…、ありがとう。」



「よっ、元気か。」


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庄司紗千 海をこえて

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。