ワインを1口、2口、飲みながら奥山。 「陣内先生。」
いきなり名前を呼ばれて陣内、
「あっ…、はい。」
少し…間をおいて…、奥山。
相磯の顔をチラリと見て、視線を陣内に、ビールを飲み込んだ瞬間に、
「先生は…ひょっとして…思いを寄せている女性…いるの…かしら…???」
その奥山の一言に、 陣内。
「ブッ!!!……あっと…、ごめんなさい。」
「先生…だ…、大丈夫…???」
相磯。
「あ~すみません、大丈夫です。はい。はは…。」
「ごめんなさいね、陣内先生…、いきなりこんな事…言い出して…。」
「あっ、いや…。大丈夫です。はい。」
「もし…、なんて…、こんな事を言うと語弊になっちゃうんだけど…。もし…いらっしゃらなかったら…、紹介してあげようか…、なんて…思ったりも…。」
その一言で、いきなりかしこまる陣内。
「あっ、いや…あの…、まあ…、どう…???」
「そっ、そうね…、いきなりこんな事言われて…、普通なら、戸惑っちゃうわよね~!…まっ…でも、今回、いい機会だから…。そんなに先生方と一緒に、お食事なんて、私の場合…ないものですから…。」
「は…はぁ…。」
「でも…校長先生…、陣内先生に紹介出来る女性の方って…???」
にこやかに言う相磯。
「うん。私の知り合いに…、1人いるのよ、陣内先生みたいな人にはお薦めの女性の方が…。」
「えっ…、僕に…???」
「そう。陣内先生にお薦めの女性…。少し…年上になるんだけど…。」
「年上…ですか…。」
「その女性の方…35歳なの…。どっ…???」
「…と、言う事は…、陣内先生の…3つ…年上に…。」
その相磯の言葉に…、
「あら優美子…、陣内先生の歳…知ってるの…???」
「えっ…!!!…あっ…、あぁ…いや…、まぁ…、ね。」
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