「はぐらかされてるわ…こりゃ…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”
  「陣…内…先…生…???」
ピアノに顎を乗せて、上目遣いに相磯を見て朱実。

「え―――っ!!!」
大きな声を出す楓と陽子。
「うそうそうそうそ…、まじで…???」


「陣内…先生か~!…うん。悪くは…ないかな…。」
朱実に優しく反応しながらの相磯。

「じゃ、じゃ、じゃ~あ~あ~。」
そんな朱実に…。

「嫌い…でも…ない。…だって…、他に、素敵な先生たちもいるから…。」
「えっえっ…。えっ…たとえば…???」

「ほら…、体育の兵頭先生や、理科の加藤先生。…それ…から…、数学の野呂先生…。」
「えっえっ…うそ…、先生たちって…結婚してなかったっけ…???」

「うん、まだ…確か…みなさん…独身のはずよ。うん。」
「え~~っ、うっそ~!!!」

「完…璧に…、はぐらかされてるわ…こりゃ…。」
変顔して笑う楓。


「じゃ、先生…私たち…。ねっ、陽子、朱実。」
楓の言葉に、にこやかな顔で相磯、
「うん、じゃ。」

「え~~陣内じゃ…ないのかな~???」
頭を傾げる朱実。

そんな朱実に楓、
「ほらほら行くよ。」

その時に、音楽室のドアを開けて入ってきた五月野萌未。
「あら…、楓に陽子、朱実…???」

「五月野…???」
と、楓…。

バイオリンのハードケースを持ちながらの萌未。
「うん…。私これからちょっとだけ稽古。…優美子先生…お願いします。」

「ふ~ん。」

そう言いながら、まだ納得していない朱実を見て楓…。
「ま~だ、考えてるか…あんたは…???」
「だってさ…。」

その内、聞こえてくるピアノとバイオリンのメロディ…。
「あっ、私…この曲知ってる…。」

陽子のその声に、楓…。
「メンデルスゾーンの曲ね…これって…。」

廊下まで流れるメンデルスゾーン、バイオリン協奏曲、第一楽章。

朱実…、
「委員長、これ…練習してんだ。凄っ。」



「はぐらかされてるわ…こりゃ…。」


※※※※※※※※※※※※※

【一部予約販売】送料無料 新作 水着 レディース ビキニ タンキニ 4点セット ブラジャー 下...
¥3,456
楽天
大きいサイズ レディース カプリパンツ pants ボトムス bottoms レディス 黒 ブ...
¥3,888
楽天