朝ご飯を食べながら、お茶を一口啜りながらも、 テーブルに置いてある昨日届いた郵便物を見ながら橘佳之。
「へぇ~美希ちゃん、結婚するんだぁ~!へぇ~え~もうそんな歳になったんだ~こりゃ凄いや。」
「あっ、そうそう、美希ちゃんからの結婚式の招待状、そこにあるでしょ。」
と、キッチンの方から弓枝。
「あぁ…今、見てる~。」
「すっげぇカッコいい人だって言ってたよ、姉ちゃん。」
と、小学5年の憲明。
「ふ~ん、そうか~!…って、お前…ノリ…、美希ちゃんの相手…見た事あるんだ…???」
「だから~父さん…、カッコいい人だって言ってたよ…って、言ったじゃん。見てないよ僕~!」
「ハハ…悪ぃ、悪ぃ。」
「ハイ、ノリ…、あんたのパン。焼けたよ。」
「あれ…???お姉ちゃん…どしたのよ…???」
「…ん…???見りゃ分かんじゃん…ま~だ。」
「…ったくもう…、遅れるじゃんよ~あの子ったら!」
そう言いながら、廊下に出て、階段まで歩き、
「楓――ッ、学校~遅れるよ~!」
の一声。
その声に、パチッと目が開き、サッと布団を剥がし、
「今何時…???」
と、ベッドに置いてある置時計を見てビックリ。
「うそ―――ッ!!!なんで―――ッ!!!!」
下から、母親の、
「遅刻しても知らないよ~~!」
の声…。
「わわわわわ、わ~わ~わ~わ~!どうすんのよ、おいおいおいおい。」
ドタバタ、ドタバタとしながら制服に着替えて鞄を持ってリビングに…。
「やばい、やばい、やばいよ~!」
と、言いながらテーブルにある牛乳を半分一気飲みしただけで、
「行ってきま~す。」
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