そしてまた一番最初に川岸の玄関のドアから外に出るのも琴美。 「わぁ~い、お出掛けだ~お出掛けだ~!」
と、鼻歌まじりにスキップを踏みながら…。
そんな琴美を見ながら、川岸が…、
「愛さん…???」
そう愛子に尋ねるように…。
「…ん…???どうしたの…???」
「琴ちゃん…どうしたんすか…、妙に楽しそうだけど…???」
「えっ…、あっ…、いや…、私にも…ちょっと…そればっかりは…???どうしちゃったの…かしら…ねぇ。家から出る時もそうだったの…。」
「ふ~ん。何か楽しい事あったのかな…???」
「まぁ…気のせいかは分からないけど…。モコの葬式が終わってすぐに風邪拗らせて、学校休んで…、結構熱高かったんだけど、不思議に一晩でその熱も下がったのね。回復も早かったんだけど、それより…パパのお墓参りに行く。モコおばちゃんの事、パパにも伝えなきゃ。川おじちゃんにも連絡してるからね。って、言ったら、もう喜んで、おっ出掛け~おっ出掛け~って、はしゃいじゃって…。」
そんな愛子の話を聞いた瞬間、川岸は…、
「プッ。」
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