「そうだったんですか、今日はありがとうございます。基子も喜んでますよ。」 そういう香苗に恵美子もお悔やみを言い、
「大変でしたねぇ。」
と、声を掛ける。
そんな香苗に琴美が、
「おばあちゃん、琴…ジュース飲みたい~!」
と、テーブルからコップを手に、香苗にお願いする。
片や基子の父親であり、香苗の夫である宗雄は、
基子の古くからの幼馴染の友達と昔話の最中であった。
「あれから2ヶ月ねぇ…。」
と、恵美子。
「そう…2ヶ月経った。」
と、愛子。
「今は…琴ちゃんとふたりだけ…。」
「うん、そう…、琴と2人。」
「…でも…。」
「でも…って…???何…恵美ちゃん???」
「ん~~愛子さん…このままなのかな~~って。」
琴美の相手をしながら笑っている香苗、
今の恵美子の言葉は香苗には聞こえていないようだった。
「このまま…って、私…???」
「…だってぇ、他にいないでしょ。他にぃ。」
「…な、何…言ってんの急に…、恵美ちゃん…???」
「だって…こういう時じゃないと愛子さんに言えないし…。」
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